鎌田大橋

福島市にある橋

鎌田大橋(かまたおおはし)は、福島県福島市阿武隈川に架かる福島市道鎌田笹谷線(通称農免道路道路橋である。

概要

編集
  • 全長 - 370.6 m[1]
  • 幅員 - 8.0 m
  • 形式 - 7径間単純鋼合成I桁橋
  • 竣工 - 1973年1月[2]

福島市街地北部にある一級河川阿武隈川を渡る。1973年昭和48年)1月に竣工し、現在に至るまで福島市管理の道路橋では最も長い。東詰は福島市本内字新畑、西詰は福島市鎌田字舟戸前に位置する。1995年月の輪大橋が完成するまでは福島市街地の国道4号伊達郡保原町(現伊達市保原町)を結ぶルートに位置していた。

2007年平成19年)に両側の歩道を1 mから2 mへ拡幅する工事と、将来の震災を見据えた耐震補強工事が行われたが、2011年3月11日東日本大震災により被災。左岸側橋台部の可動支承のサイドブロックが破断し、橋梁中心軸の上流側への移動、伸縮装置の遊間異常がみられ、水道管が破裂するなどの損傷を受け使用停止。後に歩行者、自転車の通行が可能になるが、自動車の通行止めが4月30日まで続いた。5月1日以降、暫定的に8トンの重量制限を設け自動車の通行を再開した。

周辺

編集

脚注

編集
  1. ^ 福島市の橋梁保全について - 福島市、2015年7月5日閲覧。
  2. ^ 福島市統計書 平成24年版 福島市史年表 2ページ - 福島市、2015年7月5日閲覧。

隣の橋

編集
(上流) 文知摺橋 - 鎌田大橋 - 月の輪大橋 (下流)

座標: 北緯37度47分22.8秒 東経140度29分27.7秒 / 北緯37.789667度 東経140.491028度 / 37.789667; 140.491028