鈴木七美
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鈴木 七美(すずき ななみ、女性、1958年 - )は、日本の文化人類学者。国立民族学博物館名誉教授[1]、総合研究大学院大学名誉教授[2]。専攻は医療人類学・歴史人類学・医療社会史。
来歴・人物
編集宮城県仙台市生まれ。1981年東北大学薬学部薬学科卒業。星薬科大学、中外製薬、相模中央化学研究所、イェール大学を経て、1992年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1996年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了、博士(学術)の学位を取得。
京都文教大学人間学部助教授・同文化人類学専科教授を経て、2007年4月より国立民族学博物館に勤務。同先端人類科学部教授、同研究戦略センター教授、同グローバル現象研究部教授を歴任。現在同名誉教授。1998年に『出産の歴史人類学―産婆世界の解体から自然出産運動へ』で女性史青山なを賞を受賞。
主な著作
編集単著
編集- 『出産の歴史人類学―産婆世界の解体から自然出産運動へ』(新曜社、1997年)
- 『癒しの歴史人類学―ハーブと水のシンボリズムへ』(世界思想社、2002年)
- 『エイジングフレンドリー・コミュニティ―超高齢化社会における人生終章の暮らし方』(新曜社、2019年)
- 『アーミッシュキルトを訪ねて 照らし出される日々の居場所へ』(大阪大学出版会、2022年)
共編著
編集- 『高齢者のウェルビーイングとライフデザインの協働』(藤原久仁子・岩佐光広との共編 御茶の水書房、2010年)
脚注
編集- ^ “鈴木 七美”. KAKEN. 2023年8月5日閲覧。
- ^ “名誉教授・国立大学法人総合研究大学院大学”. 2023年8月5日閲覧。