鈴木まどか (エジプト学者)
日本のエジプト学者
鈴木 まどか(すずき まどか、1945年(昭和20年)4月22日[1] - 2018年(平成30年)1月17日[2])は、昭和から平成時代のエジプト学者。
経歴
編集愛知県に生まれる[3]。1968年に東京芸術大学美術学部を卒業すると同時にエコール・デュ・ルーヴルに入学し、エジプト考古学美術史を専攻する[4]。1973年に日本人として初めて同校を正式に卒業した[4]。引き続き同校の研究課程に進み、1978年にディプロマを取得し、卒業した[4]。1979年にソルボンヌ大学の修士号を取得[4]。1991年に比治山女子短期大学教授に就任[4]。1992年にソルボンヌ大学大学院博士課程を修了[3][4]。1993年には比治山大学現代文化学部教授に就任[4]。2001年、倉敷芸術科学大学芸術学部教授に着任し、2015年3月に定年退職した[5]。1981年から1986年にかけてエジプトのアコリス遺跡の発掘隊長を務める[3]。以来、ミイラ包装に用いた銘や図入りの葬祭用亜麻布の調査、エジプト宗教やミイラ化儀式について研究を行った[3]。