金子隆浩

日本の野球選手

金子 隆浩(かねこ たかひろ、1994年8月30日 - )は、東京都足立区出身の元プロ野球選手捕手)。

金子 隆浩
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都足立区
生年月日 (1994-08-30) 1994年8月30日(30歳)
身長
体重
179 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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足立区立第十三中学校卒業後[1]東海大学付属高輪台高等学校に進学[2]。在学中は甲子園大会には出場できなかった[3]

高校卒業後は付属からの推薦入学で東海大学体育学部へと進学する[3]東海大学硬式野球部に入部を希望していたが、同部はセレクションを通過した者でないと高校野球経験者であっても入部できないという縛りが設けられていた。金子は出身校が甲子園未出場だったために野球部への推薦枠を持っておらず、大学合格後にそれを知ったことから野球部に所属できないまま入学した[3]。大学時代は外部のクラブチームREVENGE99に所属しながら野球を続け、トレーナーの勉強をおこなっていた[2][3]。大学時代の同級生にバレーボール日本代表経験のある久原翼がいる[4]

大学卒業後はニュージーランドへ渡る[3]。現地のクラブチーム・North Shore City Baseball Clubに所属して1年半ほどプレーを続けた。創設されたばかりのプロ野球チーム・オークランド・トゥアタラのテストを受け、練習生を経てロースター入りした[3]。オークランドでは2試合に出場したが、ジーロング・コリア戦で相手チーム選手のスライディングで足に怪我を負わされ[5]、約2ヶ月で解雇となる[3]。だが、オークランドに選手を派遣していた千葉ロッテマリーンズコーチの清水直行から独立リーグのトライアウト受験を勧められ、2019年2月の四国アイランドリーグplusのトライアウトに応募[3]、リーグのドラフトで高知ファイティングドッグスより指名を受けて[2]、入団した。2019年のシーズン終了後に退団[6]

2020年シーズンからは沖縄県に初めて創設されたプロ野球チーム・琉球ブルーオーシャンズに入団。2021年9月末日をもって、契約満了により琉球を自由契約となった。退団にあたり、琉球への所属期間について「非常に濃密な2年間を過ごせた」とコメントしている[7]。2021年の成績は17試合の出場で22打席に立ち、打率.238だった[8]

琉球退団報告時に、自身のSNSで野球を続ける旨を綴り[9]、2021年12月2日、ベースボール・チャレンジ・リーグ茨城アストロプラネッツに練習生として加入することが発表された[10]2022年開幕後の5月14日に契約選手に移行した[11]が、6月23日に練習生契約に再移行した[12]。再度契約選手に移行することなく、10月24日に自由契約による退団が発表された[13]

詳細情報

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独立リーグでの打撃成績

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O
P
S
2019 高知 50 104 87 3 11 1 0 0 12 5 0 2 6 0 11 - 0 30 3 .126 .224 .138 .362
2022 茨城 4 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 .000 .000 .000 .000
IL:1年 50 104 87 3 11 1 0 0 12 5 0 2 6 0 11 - 0 30 3 .126 .224 .138 .362
BCL:1年 4 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 .000 .000 .000 .000
  • 2022年度シーズン終了時

ウィンターリーグでの打撃成績

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O
P
S
2018-2019 トゥアタラ 2 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
ABL:1年 2 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000

背番号

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  • 7 (2018年)
  • 13 (2019年)
  • 39 (2020年 - 2021年)
  • 23 (2022年)

脚注

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  1. ^ 飛躍 第289号” (PDF). 東海大学付属高輪台高等学校・中等部 (2010年6月1日). 2019年12月22日閲覧。
  2. ^ a b c 2019年2月四国ILplus×ルートインBCL 合同ドラフト会議指名結果及び特別合格選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2019年2月9日、ページからリンクされているPDF文書を参照)
  3. ^ a b c d e f g h 阿佐智 (2019年8月25日). “ひょんなことからNZでプロ野球選手になった25歳。NPB入りの夢を追う”. Sportiva. https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2019/08/25/nz_split_25npb/ 2020年3月18日閲覧。 
  4. ^ Takahiro Kaneko [@taka_c2xx] (2020年9月17日). "バレーボール日本代表🇯🇵 パナソニックパンサーズ所属の 大学の…". X(旧Twitter)より2020年12月10日閲覧
  5. ^ 金子隆浩(インタビュアー:阿佐智)「ニュージーランドから「逆輸入」された男、金子隆浩捕手(高知ファイティングドッグス)インタビュー(後編)」『阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」』、2019年8月26日http://blog.livedoor.jp/gr009041/archives/18712161.html2020年3月23日閲覧 
  6. ^ 高知FD 退団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2019年10月30日)
  7. ^ 契約に関するお知らせ”. 琉球ブルーオーシャンズ (2021年10月1日). 2021年10月1日閲覧。
  8. ^ 琉球ブルーオーシャンズ [@RYUKYUBLUEOCEAN] (2021年10月5日). "2021年度 通算成績". X(旧Twitter)より2021年10月6日閲覧
  9. ^ Takahiro Kaneko [@taka_c2xx] (2021年10月1日). "ご報告です。琉球ブルーオーシャンズを退団する…". X(旧Twitter)より2021年10月1日閲覧
  10. ^ 新入団選手のお知らせ”. 茨城アストロプラネッツ (2021年12月2日). 2021年12月2日閲覧。
  11. ^ 選手契約のお知らせ - 茨城アストロプラネッツ(2022年5月14日)2022年5月14日閲覧。
  12. ^ 練習生契約のお知らせ”. 茨城アストロプラネッツ (2022年6月23日). 2022年6月29日閲覧。
  13. ^ 退団選手のお知らせ - 茨城アストロプラネッツ(2022年10月24日)2022年10月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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