醍醐駅 (京都府)
醍醐駅(だいごえき)は、京都府京都市伏見区醍醐高畑町にある、京都市営地下鉄東西線の駅。駅番号はT03。
醍醐駅 | |
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3番出入口(2011年8月) | |
だいご Daigo | |
◄T02 石田 (1.3 km) (1.2 km) 小野 T04► | |
所在地 | 京都市伏見区醍醐高畑町 |
駅番号 | T03 |
所属事業者 | 京都市交通局(京都市営地下鉄) |
所属路線 | 東西線 |
キロ程 | 2.4 km(六地蔵起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
12,029人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1997年(平成9年)10月12日 |
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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本項では、駅と直結する施設内にある「醍醐バスターミナル」についても記述する。
歴史
編集駅構造
編集1面2線の島式ホームがあり、ホームドアが設置されている。東西線は駅ごとにステーションカラーが制定されているが、当駅のステーションカラーは■桜色である。
開業当初は定期券売場もあったが、六地蔵駅への路線延伸に伴い2004年(平成16年)11月25日をもって閉鎖され、翌日から六地蔵駅で営業が開始された[2]。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 東西線 | 下り | 山科・太秦天神川方面 |
2 | 上り | 六地蔵行き |
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コンコース(2011年8月)
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ホーム(2011年12月)
利用状況
編集2022年度の1日平均乗降人員は12,029人である[3]。
下記の通り、開業後、乗降客は漸減傾向にある。特に、2009年度と2016年度を比較した場合において、京都市営地下鉄の全駅(烏丸線・東西線)のなかで、唯一、乗降客が減少した格好となり、地元紙は醍醐駅の周辺には市営住宅が多く、住宅の老朽化、入居者の高齢化が背景にあるのではないかと指摘している[4]。
1日平均乗車人員と1日平均乗降人員の推移は下記の通り[5][6]。
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
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2003年 | 7,307 | 14,444 |
2004年 | 7,216 | 14,264 |
2005年 | 6,550 | 12,873 |
2006年 | 6,588 | 13,099 |
2007年 | 6,615 | 13,073 |
2008年 | 6,671 | 13,291 |
2009年 | 6,360 | 12,696 |
2010年 | 6,166 | 12,666 |
2011年 | 6,272 | 12,476 |
2012年 | 6,209 | 12,351 |
2013年 | 6,100 | 12,135 |
2014年 | 6,162 | 12,259 |
2015年 | 6,184 | 12,302 |
2016年 | 6,181 | 12,295 |
2017年 | 6,668 | 13,263 |
2018年 | 6,459 | 12,849 |
2019年 | 6,466 | 12,864 |
2020年 | 5,586 | 11,172 |
2021年 | 5,773 | 11,537 |
2022年 | 5,972 | 12,029 |
駅周辺
編集駅上にある京都外環状線の両側には市の公共施設および民間の商業施設が入居する複合施設「パセオ・ダイゴロー」があり、駅と直結している。
駅周辺は、市営住宅をはじめとして団地が多い。
- パセオ・ダイゴロー 東館・西館
- 醍醐中央図書館 - 西館に入居している。
- 地下鉄東西線 醍醐車庫 - パセオ・ダイゴロー西館の地下にある。ただし当駅からの入出庫は配線上できない(入出庫は小野駅で対応し、このため六地蔵 - 小野間の回送列車を一部設定している)。
- 京都外環状線 - 駅の直上を通る道路。
- 醍醐寺
- 山科川
- 醍醐総合庁舎
-
パセオダイゴロー西館
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パセオダイゴロー東館
バス路線
編集駅前には、醍醐バスターミナルおよび地下鉄醍醐駅前(醍醐駅)バス停がある。また、約100メートル北には醍醐北西裏町バス停も設置されている。
東西線開業(および当駅開業)以前は現在の当駅付近に京都市営バス醍醐営業所(バス停名は醍醐車庫前)があり、近隣を含む山科・醍醐地区には京都市営バス(市バス)の路線が多く設定されていたが、東西線の開業と同時に同地区での営業を京阪バスに移管し撤退した。なお、同営業所の跡地はマンションになっている。
醍醐バスターミナル
編集複合施設「パセオダイゴロー」西館にあるバスターミナルで、京阪バスの路線が発着している。京都外環状線に面しており、同線と直接出入りが可能である。なお、醍醐コミュニティバスは、ここで待機したり構内を通過する事はあるが、乗降の場としては使用していない。
以前は、関西空港リムジンバスの京都醍醐バス停があり、1日1往復のみ発着していた[7]が、2005年10月1日ダイヤ改正により廃止された[8]。
- 1のりば
- 2号経路:醍醐寺前・勧修寺 竹田駅東口行(洛南営業所管轄)
- 6号経路:石田団地・中書島 竹田駅西口行(洛南営業所管轄)
- 2のりば
- 3のりば
地下鉄醍醐駅前(醍醐駅)バス停
編集駅の直上にある道路(京都外環状線)に設置されているバス停である。醍醐コミュニティバスの運行する全ての路線と、京阪バスの路線が発着しており、バス停名は前者が「地下鉄醍醐駅前」、後者が「醍醐駅」である。
- 醍醐コミュニティバス
- 5路線を運行している。 ※詳細は、醍醐コミュニティバス#路線を参照。
- 京阪バス
- 醍醐バスターミナルに乗り入れる路線の一部が停車する。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、22-23頁。
- ^ “地下鉄東西線 醍醐〜六地蔵間延伸に係る定期券の発売について”. 京都市交通局 (2004年11月12日). 2007年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月24日閲覧。
- ^ 京都市交通事業白書
- ^ “醍醐駅だけ乗客減、人口減影響か 京都市地下鉄、烏丸線好調”. 京都新聞社. (2017年7月22日). オリジナルの2017年8月5日時点におけるアーカイブ。 2017年7月22日閲覧。
- ^ “京都市交通事業白書(事業概要)” 平成20年度版、平成25年度版、平成28年度版、平成29年度版、平成30年度版 (PDF) 令和元年度版 (PDF) 、令和2年度版 (PDF)
- ^ “地下鉄・市バスお客様1日80万人に向けた取組状況について” (PDF). 2019年6月17日閲覧。
- ^ “京都系統”. 京阪バス (1997年7月10日). 1997年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。1997年10月25日閲覧。
- ^ “平成17年10月01日(土)より京都~関西空港線に停留所新設!”. 大阪空港交通 (2005年9月30日). 2005年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年12月23日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 京都市営地下鉄東西線醍醐駅 - 京都市交通局