酒の穀田屋
酒の穀田屋(さけのこくだや)は、江戸時代、1700年代後半の仙台藩吉岡宿の篤志家、穀田屋十三郎(高平重三郎[1])の流れを汲む宮城県黒川郡大和町にある酒店である[2]。
酒の穀田屋(吉岡宿界隈) | |
種類 | 酒類卸売販売 |
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本社所在地 |
981-3621 宮城県黒川郡大和町吉岡上町42 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 酒類卸業、酒類小売業 |
代表者 | 高平和典 |
外部リンク | 公式サイト |
沿革
編集- 吉岡宿の衰退に心を痛めていた造り酒屋の穀田屋十三郎(1720年~1777年)は茶製造家の菅原屋篤平治(笠原篤平治[1])と組んで、住民の貧困をなんとか救いたいという思いから、黒川郡の大肝煎[3]の千坂仲内[4]に相談を持ち掛けるなどして賛同を得、同志を募り、9名で小銭を蓄え、何度も藩への願い上げを重ね、台所事情の悪化していた仙台藩に1000両という大金を貸付けて、1773年頃から毎年その利子を受け取り、宿場のすべての人々に配分した[5]。
- 2012年(平成24年) 歴史家・磯田道史によって「無私の日本人」という江戸時代を生きた3人の人物の評伝で、そのうちの1人としての穀田屋十三郎が紹介された。
オリジナル銘柄
編集アクセス
編集関連項目
編集脚注
編集外部リンク
編集- 会社概要
- 大和町優良地場産品推奨品
- 酒の穀田屋
- 山和酒造店 - 「七ッ森の四季」醸造委託先
座標: 北緯38度26分47.13秒 東経140度53分7.36秒 / 北緯38.4464250度 東経140.8853778度