主人公・正田正義(しょうだまさよし)の心には、幼い頃からずっと忌まわしい生き物(あいつ)が棲みついていた。
そして『あいつ』は毎日のように囁き、そして正義は『あいつ』の考えついたことを実行する。歩道橋の階段にパチンコ玉を並べる、電車のレールの上に石ころを並べる、赤ん坊の乗ったままのベビーカーを持ち去る、マンションの屋上から通りにタイルを落とす、高速道路に大きな石を落とす、そして・・・。
主人公が、心に棲みついた忌まわしい生き物の囁きに抗えずに、囁かれるがままに悪戯をし、ついには犯罪にまで発展してゆくという物語である。
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