那須鉱山
那須鉱山(なすこうざん)は、栃木県那須郡旧那須村、旧塩原町の那須連山茶臼岳付近にあった硫黄鉱山。
那須鉱山 | |
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所在地 | |
所在地 | 栃木県那須郡那須町 |
国 | 日本 |
座標 | 北緯37度07分29秒 東経139度57分47秒 / 北緯37.12482度 東経139.96314度 |
生産 | |
産出物 | 自然硫黄 |
生産量 | 約2千トン(1933年) |
歴史 | |
開山 | 不明 |
採掘期間 | 明治 - 昭和 |
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 | |
沿革
編集- 平山硫黄工業所
1886年(明治29年)ごろには硫黄鉱業所が開所しており、大分県出身の技術師平山徳治が顧問となった。 1989年、一時閉山が決まったが、平山が鉱業権を継承して鉱主となった。日露戦争により事業が拡大した[1][注釈 1]。
- 那須硫黄鉱山
1932年(昭和7年)、那須硫黄鉱山株式会社(本社: 横浜市)が設立され、那須岳の118,379坪を取得し、年間2千トンを算出した[3][4]。
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 樋口義久 2000.
- ^ 「平山徳治」。『大分県実業家伝』。1918年。
- ^ 鉱山懇話会 1935.
- ^ 「茶臼岳(那須連山)~⑤むかしは「硫黄鉱山」だった」。2021年。
参考文献
編集- 樋口義久『平山硫黄鉱業主平山徳治氏を語る: 硫黄王『なぐれ徳』物語』《津久見史談第4号》津久見史談会、2000年 。
- 鉱山懇話会『日本鉱業名鑑』《昭和10年改訂》1935年 。