遠戦(えんせん)とは、距離闘のこと。離れて戦うこと。たとえば、弓矢投石器などの射撃武器、投擲武器を用いる戦闘方法。

対義語としては近接戦闘・接近戦・白兵戦などがある。対概念となっている以上、遠近は相対的なものである。たとえば航空攻撃や砲兵の遠戦火力と対比する場合は、数百メートルの有効射程をもつ小銃や数キロメートルの射程を持つ戦車砲でも、近接戦闘にカテゴライズされる[1]

遠距離から攻撃できる武器でも火器を用いる場合は火戦と言う[要出典]

脚注

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  1. ^ 中村秀樹 (2017). 日本の軍事力 ―自衛隊の本当の実力―. ベストセラーズ. p. 52. https://books.google.co.jp/books?id=TDFNDwAAQBAJ&pg=PT52 2023年12月5日閲覧. "攻撃する際も、砲撃や航空攻撃という遠戦火力による十分な破壊のあと、その成果を偵察で確認してから、戦車や歩兵など近接戦闘部隊が前進します。"