遠山 唯一(とおやま ただいち、1907年‐1959年10月25日)は大正時代から昭和時代にかけての日本画家、
松林桂月及び伊東深水の門人。本名も唯一。蝉里、陽春と号す[1]。1907年に愛知県北設楽郡田口町に生まれた。上京してまず松林桂月に師事して山水画、花鳥画を得意とした。後に伊東深水に入門、帝展、日展に11回入選を果たし、白寿賞を受賞している。渡辺崋山の墓所のある城宝寺崋山堂の天井画「立葵」を描いている。享年52。