道の日
道の日(みちのひ)は、道路の意義・重要性に対する国民の関心を高めるため、1986年(昭和61年)に建設省(現在の国土交通省)によって8月10日と制定された[1]。
8月10日と決められた由来は、1920年(大正9年)8月10日に日本で最初の近代的道路整備計画となる「第一次道路改良計画」がスタートした日であり[1]、また8月は「道路ふれあい月間」(制定時は「道路をまもる月間」)として、各地で道路に関するPR活動が行われていたことからこの日となった。 道について理解と関心を持ってもらうために、毎年8月10日の「道の日」には、全国各地でマラソンやウォークラリーなど、様々なイベントも企画され、恒例行事としての運動も展開されている[1]。
制定された1986年と翌1987年(昭和62年)には、道の日の制定を記念して「日本の道100選」が選定された。また、「道の日」実行委員会が主催する「道の日」中央行事が毎年東京都内で開催されている。
脚注
編集参考文献
編集- 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日。ISBN 4-534-03315-X。
関連項目
編集- 日本の記念日一覧
- 関門国道トンネル開通記念日 - 3月9日。
- 道の駅の日 - 4月22日。
- 東名高速道路全通記念日 - 5月26日。
- 名神高速道路全通記念日 - 7月1日。
- 関越自動車道全通記念日 - 10月2日。
- 道路交通法施行記念日 - 12月20日。