速水敏彦
速水 敏彦(はやみず としひこ、1947年4月10日[1] - )は、日本の心理学者・教育学者。学位は、教育学博士(名古屋大学)。中部大学人文学部心理学科特任教授。名古屋大学名誉教授。専門は教育心理学。
愛知県出身[1]。名古屋大学大学院教育発達科学研究科・心理発達科学専攻教授。名古屋大学大学院教育発達科学研究科長(兼教育学部長)を歴任。
現代の若者の感情や、やる気の変調の背景に「仮想的有能感」があると指摘し、2006年に発表した著書「他人を見下す若者たち」は、話題となった。
経歴
編集受賞歴
編集- 1982年 城戸奨励賞(日本教育心理学会)
- 1998年 日本心理学会研究奨励賞
著書(共著等含む)
編集- 1986年 わかる授業の心理学(共著)(有斐閣)
- 1990年 教室場面における達成動機づけの原因帰属理論(風間書房)
- 1995年 動機づけの発達心理学(共著)(有斐閣)
- 1998年 自己形成の心理-自律的動機づけ(金子書房)
- 2000年 人間発達と心理学(共編著)(金子書房)
- 2001年 生きる力をつける教育心理学(共編著)(ナカニシヤ出版)
- 2004年 レジャーの社会心理学(監訳)(世界思想社)
- 2004年 授業の知ー学校と大学の教育革新(分担執筆)(有斐閣)
- 2005年 メンタルケア論2(慶應義塾出版会)
- 2005年 文化行動の社会心理学(分担執筆)(北大路書房)
- 2006年 他人を見下す若者たち(講談社)
- 2007年 学ぶ意欲を育てる人間関係づくり―動機づけの教育心理学―(分担執筆)(金子書房)
- 2007年 社会的動機づけの心理学ー他者を裁く心と道徳的感情ー(監訳)(北大路書房) [GeNii]
- 2008年 児童心理学の進歩 2008年版(金子書房)