逗子なぎさホテル

かつて神奈川県逗子市にあったホテル

逗子なぎさホテル(ずしなぎさホテル)は、1926年から1988年にかけて神奈川県逗子市にあったリゾート施設。オープン時は「逗子ホテル」という名称だったが、昭和10年代頃に改名した[1]

逗子なぎさホテル
ホテル概要
開業 1926年
閉業 1988年
最寄駅 逗子・葉山駅南口[注釈 1]
最寄IC 横浜横須賀道路逗子ICから逗葉新道
所在地 神奈川県逗子市新宿2-10-18
位置 北緯35度17分37.6秒 東経139度34分17.2秒 / 北緯35.293778度 東経139.571444度 / 35.293778; 139.571444座標: 北緯35度17分37.6秒 東経139度34分17.2秒 / 北緯35.293778度 東経139.571444度 / 35.293778; 139.571444
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概要

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1926年7月に建設される。創業者は岩下家一。皇族の御宿から始まり、戦争・終戦・米軍接収などを経ながらも多くの文化人や観光客に愛されるホテルとなった。1988年1月15日に営業を停止、1989年に解体された[1][2]。跡地は現在すかいらーくが展開しているチェーン店夢庵逗子店になっている[3]

1955年に石原慎太郎が小説として発表し、1956年に映画化された「太陽の季節」の舞台となり、太陽族とよばれた若者達が多くホテルに訪れた[3]

伊集院静は作家デビュー前の1978年から7年あまりを本ホテルで暮らしており、そのことを綴った自伝的エッセイ「なぎさホテル」を2011年に発表している[2]

桑田佳祐は2022年に本ホテルから着想を経た「なぎさホテル」という楽曲を書き下ろし、ベストアルバム『いつも何処かで』に収録している[2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 閉館時の駅名は新逗子駅。

出典

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  1. ^ a b 逗子なぎさホテル・昭和の時代と共に歩んだ伝説のホテル逗子・葉山WEB 2022年9月21日配信 2022年11月5日閲覧
  2. ^ a b c 桑田佳祐、ベストアルバムに新曲「なぎさホテル」書き下ろし 伊集院静氏の同名エッセイと「不思議と符合」スポーツ報知 2022年10月26日配信 2022年11月5日閲覧
  3. ^ a b 逗子なぎさホテル跡地出没! アド街ック天国 テレビ東京 2004年8月21日配信 2022年11月5日閲覧

関連項目

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