透明なブルー
2018年に発売された天野花のアルバム
『透明なブルー』(とうめいなブルー)は、日本のシンガーソングライター、天野花の初のオリジナル・アルバム。 リリース作品としては、2015年発売のシングル『Honey Days』以来約3年ぶりで、自身初となるアルバム作品。
『透明なブルー』 | ||||
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天野花 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
プロデュース | 村雲順樹 | |||
天野花 アルバム 年表 | ||||
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『透明なブルー』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「かさぶた」 - YouTube | ||||
ライブ映像 | ||||
背景・リリース
編集天野が月1回レギュラーを務めるコミュニティ・ラジオ『渋谷のラジオ』のパーソナリティである小原信治の勧めにより[1]、5月9日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてアルバム制作に必要な費用を一般から募った。7月26日に目標金額である70万円を大きく上回る181万3500円を調達した[2]。完成したアルバムは、11月23日に地元の八丈島で開催された初のワンマンライブ「透明なブルー」よりライブ会場限定で販売が開始された[3][4]。
収録曲の編曲は村雲順樹と百目鬼しおりが担当しており、村雲はサウンド・プロデュースとエレクトリック・ギターの演奏、百目鬼はボーカル・ディレクションも兼任している[5]。ジャケットデザインは小山七海が担当した[6]。
収録曲は、シングル曲「Honey days」や舞台の主題歌などを含む全12曲。一方、シングル『Honey Days』に収録の「無題のラブソング」(本作に収録のものと同名異曲)「シーラ」「弱虫の金曜日」、オムニバス盤『鉄コンピ Vol.4 ライブ盤』に収録の「三十路バラッド」は未収録となった。
収録内容
編集全作曲: 天野花。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「Honey days」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
2. | 「Siren」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
3. | 「エンディングロール」 | 天野花 | 百目鬼しおり | |
4. | 「次の恋人は社会人」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
5. | 「無題のラブソング」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
6. | 「パンプルムース」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
7. | 「chrome」 | 天野花 | 百目鬼しおり | |
8. | 「かさぶた」 |
| 村雲順樹 | |
9. | 「wonder」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
10. | 「0の歌」 | 天野花 | 百目鬼しおり | |
11. | 「群青」 | 天野花 | 百目鬼しおり | |
12. | 「透明なブルー」 | 天野花 | 村雲順樹 | |
合計時間: |
曲の解説
編集- Honey days
- 1stシングル表題曲をリアレンジ・リレコーディングした音源。
- 楽曲について天野は、「好きな人がいて、頭がおかしくなったときに書いた曲」とコメントしている[7]。
- Siren
- 楽曲について天野は、「毎日機械のように働いている中で、心の中に生まれた一匹の怪獣」とコメントしている[8]。
- エンディングロール
- 次の恋人は社会人
- 無題のラブソング
- 1stシングル『Honey Days』には、同名の異なる楽曲が収録されていた。
- パンプルムース
- chrome
- かさぶた
- 舞台『ラブレター 〜さよならきみどりちゃん〜』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、天野は全5公演で歌唱した[12]。また、本作の収録曲で唯一作詞が他者との共作となっている。
- 8月13日に本曲のミュージック・ビデオが公開された。なお、天野の楽曲のミュージック・ビデオは本曲が初となる。ミュージック・ビデオの主演は後藤早貴で、監督・撮影は坂功樹が担当した[13]。
- wonder
- 天野曰く「図書館で働く美人のお姉さんに向けて作った」楽曲[14]。
- 0の歌
- 楽曲について天野は「なんのために歌っているのかわからなくなって、2年ほど曲が書けなくなっていた。」「空っぽの私が、泣きながら書いた曲。この曲を作って思い出したのは、歌うのがたまらなく好きで仕方ないということ。」とコメントしている[15]。
- 群青
- 透明なブルー
演奏
編集※特記がない限り、歌詞カードの記載に準拠。
脚注
編集出典
編集- ^ 今井智子「歌が好きというだけでここまでやってきた―八丈島出身のシンガー・ソングライターの意欲作」『ミュージック・マガジン』2021年7月号、株式会社ミュージック・マガジン、2021年6月18日、27頁、ASIN B0954YTYQL。
- ^ “八丈島出身シンガーソングライター天野花 愛しいうたで初めてのアルバムを作りたい!”. CAMPFIRE. 株式会社CAMPFIRE (2018年5月9日). 2019年8月13日閲覧。
- ^ “profile”. 天野花 official website. 2021年3月31日閲覧。
- ^ 天野花の2018年11月24日 午前2:42のツイート、2021年3月31日閲覧。
- ^ “アルバムをアレンジ、プロデュースを手掛けてくれるふたりをご紹介します。”. CAMPFIRE (株式会社CAMPFIRE). (2018年9月6日) 2019年8月13日閲覧。
- ^ “CDジャケット制作について”. CAMPFIRE (株式会社CAMPFIRE). (2018年11月2日) 2019年8月13日閲覧。
- ^ “「Honey Days」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
- ^ “「Siren」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
- ^ “「パンプルムース」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
- ^ a b “ライブハウス救済企画「Save Our Place」、ゆーきゃんのニューアルバムなど8作品配信開始”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年4月30日) 2020年7月26日閲覧。
- ^ a b 天野花の2020年4月30日のツイート、2020年7月14日閲覧。
- ^ “かさぶた”. 弱虫の金曜日 (2018年4月2日). 2020年7月26日閲覧。
- ^ 天野花の2019年8月13日のツイート、2020年7月14日閲覧。
- ^ 天野花の2019年6月7日のツイート、2020年7月14日閲覧。
- ^ “「0の歌」天野花のAudio楽曲ページ”. Eggs. エッグス. 2020年7月26日閲覧。
- ^ 小栢伸五の2019年1月16日のツイート、2020年7月14日閲覧。
- ^ “WORKS”. 友田ジュンofficial site. 2020年4月6日閲覧。
- ^ 天野花の2018年11月19日のツイート、2020年7月14日閲覧。