瀬戸市役所前駅
愛知県瀬戸市にある名古屋鉄道の駅
(追分駅 (愛知県東春日井郡)から転送)
瀬戸市役所前駅(せとしやくしょまええき)は、愛知県瀬戸市西追分町にある、名古屋鉄道(名鉄)瀬戸線の駅である。駅番号はST19。
瀬戸市役所前駅* | |
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栄町方面駅舎(2013年1月) | |
せとしやくしょまえ SETO-SHIYAKUSHO-MAE | |
◄ST18 新瀬戸 (0.7 km) (1.2 km) 尾張瀬戸 ST20► | |
所在地 | 愛知県瀬戸市西追分町2 |
駅番号 | ST 19 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 19.4 km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
2,581人/日 -2021年[1]- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月2日 |
備考 |
無人駅 * 1958年 追分駅から改称。 |
歴史
編集- 1905年(明治38年)4月2日 - 追分駅として開業。
- 1958年(昭和33年)1月20日 - 瀬戸市役所前駅に改称。
- 2005年(平成17年)1月29日 - 急行停車駅に昇格[2]。
- 2006年(平成18年)12月16日 - トランパス導入、駅集中管理システム稼動。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2019年(平成31年)4月12日 - 多目的トイレを設置[3]。
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追分駅(1938年)
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自動改札設置前の駅入口 (2005年)
駅構造
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ST 瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸ゆき[4] |
2 | 上り | 栄町ゆき[4] |
駅舎はトランパス導入に伴って、上り・下りホーム側それぞれに建設された。自動券売機は1台ずつで、上りホーム側の駅舎には自動精算機が設置されていない。
瀬戸線では2006年(平成18年)12月16日にトランパスの導入を予定していたが、この駅はホーム(特に下り・尾張瀬戸方面ホーム)が狭いためトランパス対応化工事(自動券売機・自動改札機の設置など)が遅れていた(瓢箪山駅も同様の理由で工事が行われていなかった)。しかし2006年(平成18年)11月から本格的に工事をスタートさせ、同年12月16日のトランパス導入には間に合った。下りホーム側の駅舎はホームの一部を削って設置されている(ただし瓢箪山駅とは異なり自動改札機は標準型)。
公立陶生病院への歩行者専用連絡通路が設置してある。
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尾張瀬戸方面の改札口
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ホーム
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駅名標
配線図
編集 ← 尾張瀬戸駅 |
→ 大曽根・ 栄町方面 |
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凡例 出典:[5] |
駅周辺
編集周辺は住宅地である。国道155号からは少し北に離れている。
* 覚城寺
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バス路線
編集瀬戸市役所北
編集最寄りバス停は南側、国道155号にある名鉄バス瀬戸市役所北[6]バス停である。利用できる系統は以下の通り。
- 東山線 【16H】・【17H】:新瀬戸駅 - 陶生病院 - 瀬戸市役所北 - 瀬戸駅前 - 菱野団地《循環》
- 瀬戸北線 【1】:新瀬戸駅 - 陶生病院前 - 瀬戸市役所北 - 瀬戸駅前 - しなのバスセンター
- 瀬戸北線 【1H】:新瀬戸駅 - 陶生病院 - 瀬戸市役所北 - 瀬戸駅前 - しなのバスセンター
- 瀬戸北線 【2】:新瀬戸駅 - 陶生病院前 - 瀬戸市役所北 - 瀬戸駅前 - しなのバスセンター - 上品野
- 瀬戸北線 【2H】:新瀬戸駅 - 陶生病院 - 瀬戸市役所北 - 瀬戸駅前 - しなのバスセンター - 上品野
瀬戸市役所南
編集南400m程の瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)には名鉄バス瀬戸市役所南[7]バス停もあり、以下の系統が利用できる。
利用状況
編集- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は2,487人である[8]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,524人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中166位、瀬戸線(20駅)中17位であった[9]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,358人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中201位、瀬戸線(19駅)中18位であった[10]。
瀬戸市統計書によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
※ 長い間矢田駅とともに瀬戸線では数少ない終日無人駅で、隣の新瀬戸駅にも近いため矢田駅に次いで利用客が少なかったが、急行が停車するようになった2005年(平成17年)以降は増加傾向にある。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年10月13日閲覧。
- ^ 徳田耕一「名古屋鉄道空港線開業―1月29日名鉄ダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル』第761巻、電気車研究会、2005年5月、116頁。
- ^ 名鉄瀬戸線瀬戸市役所前駅 多目的トイレ完成
- ^ a b “瀬戸市役所前(ST19)(せとしやくしょまえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ JR東海バス時代は「市役所北口」という名称であった。
- ^ 元は「瀬戸市役所前」という名称であったが、JR東海バスの路線を譲受した後、「瀬戸市役所南」となった。
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目
編集外部リンク
編集- 瀬戸市役所前駅 - 名古屋鉄道