近藤 史人(こんどう ふみと、1956年2月3日[1] - )は、テレビディレクター愛媛県生まれ。愛光高校卒業。1979年東京大学文学部独文科卒業。

NHKに入局し、ディレクターとして、教養番組部、スペシャル番組部を経てエデュケーショナル統括部長。NHKスペシャル「革命に消えた絵画-追跡・ムソルグスキー『展覧会の絵』」で放送文化基金賞奨励賞受賞、1992年これを團伊玖磨との共著でNHK出版から刊行。また同「空白の自伝・藤田嗣治」を製作しこれをもとにしたノンフィクション、『藤田嗣治-「異邦人」の生涯』(講談社、2002)で、2003年大宅壮一ノンフィクション賞受賞(その後文庫)。2005年には講談社文芸文庫『腕一本・巴里の横顔 藤田嗣治エッセイ選』を編纂。

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.450