辻 健治(つじ けんじ、1949年 - )は、日本農林水産技官林野庁長官や、独立行政法人農林漁業信用基金副理事長、日本林業土木株式会社代表取締役社長を務めた。瑞宝重光章受章。

人物・経歴

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農家出身。物理を落として1年間の留年をしたのち、1972年九州大学農学部林学科卒業(林政学研究室)、農林省入省[1][2]営林署長や、熊本営林局総務部長等を経て[2]、1998年林野庁指導部治山課長[1]。林野庁国有林野部経営企画課長を経て[3]、2001年林野庁九州森林管理局長。2003年林野庁国有林野部長。林野庁次長を経て、2007年林野庁長官[1]。退官後、2011年まで独立行政法人農林漁業信用基金副理事長を務め[4]、2012年には日本林業土木代表取締役社長に就任[5]。2019年秋の勲章で瑞宝重光章受章[6]

経歴

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  • 1972年 農林省入省
  • 林野庁指導部計画課森林計画官
  • 三戸営林署長
  • 林野庁指導部計画課長補佐
  • 1991年8月 指導部造林保全課長補佐
  • 1993年4月 帯広営林支局業務部長
  • 1995年8月 熊本営林局総務部長
  • 林野庁業務部経営企画課企画官
  • 1998年 林野庁指導部治山課長
  • 林野庁国有林野部経営企画課長
  • 2001年 九州森林管理局長
  • 林野庁森林整備部長
  • 2003年 林野庁国有林野部長
  • 林野庁次長
  • 2007年 林野庁長官
  • 2008年 辞職

脚注

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先代
黒木幾雄
林野庁次長
2006年 - 2007年
次代
皆川芳嗣
先代
川村秀三郎
林野庁長官
2007年 - 2008年
次代
井出道雄
先代
加藤鐵夫
農林漁業信用基金副理事長
2008年 - 2011年
次代
平尾豊徳