転生従者の悪政改革録』(てんせいじゅうしゃのブラッククロニクル)は語部マサユキによる日本のライトノベル角川スニーカー文庫より全3巻が刊行された。

転生従者の悪政改革録
ジャンル 異世界
小説:転生従者の悪政改革録
著者 語部マサユキ
イラスト 遠坂あさぎ
出版社 角川書店
レーベル 角川スニーカー文庫
刊行期間 2015年12月1日 - 2016年6月1日
巻数 全3巻
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル
ポータル 文学

ストーリー

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凡庸な少年、水町勇利は同じ水泳部所属の先輩である清水七海に観察眼を見出され、下校途中に彼女と異世界転生してしまう。そこは『魔力至上主義』と『反魔力至上主義』の派閥に二分されたサンヴァドル王国であり、勇利はサンヴァドル王国の没落貴族のシュピゲール男爵家の嫡男「ユリウス・シュピーゲル」に転生してしまう。当代一の魔力保持者かつ性悪令嬢ナーミィ・シュライエン公爵令嬢の従者となった勇利は、ナーミィが転生した七海先輩だと気付く。

登場人物

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日本人

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水町勇利 (みずまちゆうり)/転生後-ユリウス・シュピーゲル

銀足高校在籍、水泳部所属。 転生前も持ち前の観察眼にて清水七海へアドバイスをする。その的確なアドバイスにより、清水七海のお気に入りとなる。

ユリウス・シュピーゲル/転生前-水町勇利
清水七海のサポート、及び日本への帰還を目的に奮闘する。
清水七海 (しみずななみ)/転生後-ナーミィ・シュライエン

銀足高校在籍、水泳部所属。 容姿端麗、才色兼備、完全無欠(水町談)。水泳の実力は、インターハイ決勝にまで上り詰める程。

ナーミィ・シュライエン/転生前-清水七海
日本への帰還を奮闘するも、転生前の悪名に悩まされる。

異界人

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ユリウス・シュピーゲル/転生後-水町勇利
サンヴァドル王国男爵家嫡男。ナーミィ・シュライエンの執事。
水町勇利/転生前-ユリウス・シュピーゲル
ナーミィ・シュライエン/転生後-清水七海
サンヴァドル王国シュライエン公爵家令嬢。王国歴代最大級の魔力保持者。
清水七海/転生前-ナーミィ・シュライエン
清水七海に転生後、清水七海の生き方、周囲の人々に感銘し贖罪を決意する。
アスール・D・サンヴァルド
魔導王国サンヴァルド第三王子。
エノワール・エーデルシュタイン
サンヴァルド王国エーデルシュタイン公爵家令嬢。
ライラ・スペランカ
魔導具細工師。
シリウス・シュピーゲル
ユリウスの父。
メルティ・シュピーゲル
シリウスの娘、ユリウスの妹。シュライエン公爵家メイド。

既刊一覧

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巻数 タイトル 発売日 ISBN
1 転生従者の悪政改革録 2015年12月1日[1] 978-4-04-103750-8
2 転生従者の悪政改革録2 2016年3月1日[2] 978-4-04-103751-5
3 転生従者の悪政改革録3 2016年6月1日[3] 978-4-04-104561-9

脚注

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  1. ^ 転生従者の悪政改革録”. KADOKAWA. 2024年9月13日閲覧。
  2. ^ 転生従者の悪政改革録2”. KADOKAWA. 2024年9月13日閲覧。
  3. ^ 転生従者の悪政改革録3”. KADOKAWA. 2024年9月13日閲覧。

外部リンク

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