軟質ガラス(なんしつガラス)とはガラスの分類のひとつで、軟化する温度や硬度が低いもの。他の物質を混ぜている場合もある。

ガラスの主成分であるケイ素は、単体での熔融には極度の高温状態を必要とし、工芸材料としては不適切である。そのため、他の物質を混合して熔融しやすくする場合がある。

硬質ガラス(ハードグラス)と呼ばれる、硼酸の混合により出来るガラスに対し、それ以外のソーダなどを主として混合したガラスのことを総称して軟質ガラス(ソフトグラス)と称する。