超推脳KEI 摩訶不思議事件ファイル
『超推脳KEI 摩訶不思議事件ファイル』(ちょうすいのうケイ まかふしぎじけんファイル)は、原作:五味一男、漫画:田中克樹、シナリオ:水野光博、龍田力による日本の漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2013年17号から2014年31号まで連載していた。
超推脳KEI 摩訶不思議事件ファイル | |
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ジャンル | 推理漫画、少年漫画 |
漫画 | |
原作・原案など | 原作:五味一男 シナリオ:水野光博、龍田力(第3巻以降) |
作画 | 田中克樹 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
レーベル | 少年サンデーコミックス |
発表号 | 2013年17号 - 2014年31号 |
発表期間 | 2013年3月27日 - 2014年7月2日 |
巻数 | 全7巻 |
話数 | 全61話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
概要
編集『マジカル頭脳パワー!!』、『エンタの神様』などを企画・演出してきた五味一男の初漫画原作作品。SF要素を取り入れたサスペンス作品でもある。
あらすじ
編集主人公・風丘京は幼少時に現代医学では治療法の無い脳の奇病を発症。しかし、天才科学者の父親によって脳にウルトラコンピューター「量子CP」を埋め込まれ、成功率ほぼゼロと言われた施術に奇跡的に成功。十数年後、東大進学率90%を誇る市立駒峰高校に入学。普段はごく普通の生活を送っているが、自分の所属する部活「ミステリー研究会」のおかげで様々な難事件に遭遇し、事件解決に導いていく。
登場人物
編集ミステリー研究会
編集- 風丘 京(かざおか けい)
- 本作の主人公の高校2年生。通称「KEI」。幼少時代に現代科学では治療法のない脳の奇病を発症。天才科学者の父親のウルトラコンピューター「量子CP」を脳に埋め込まれ、格段に高い分析力と人間離れした知力・体力・特殊能力を得た。また、自惚れや不用心さからピンチを招いたり、事態を悪化させたりせず、その場に合った最善の選択を取れるほど危機管理能力・状況判断力・臨機応変さにも優れる。
- 常に冷静沈着・慎重悠然で無私無欲。物事をどこか冷めた視点で見るため、勝負事に全くこだわらず、自分とは無関係の事件に興味本位で首を突っ込んだりはしない。またポーカーフェイスで滅多なことでは表情を変えないハードボイルド(悪く言えばぶっきら棒)な雰囲気をもつ。本来の性格は融通無礙且つ大らかで、悩んでいる相手にアドバイスを与えたり、自分に対抗意識を持つ相手を仲間と認知するなど社交的。過去の境遇から、死にかけている人間を命がけで救おうとする熱血的な面や、犯人によっては反省や再起を促したり、逆に情け容赦のない追い打ちをかける冷徹さを見せることもある。尚、作中では無実の人間を攻撃・逮捕しかけるなど自分のことを棚に上げたり、探偵を名乗って世間の注目を集める真似は一切していない。
- 木下 麻織(きのした まおり)
- 本作のヒロイン。駒高ミステリー研究会に所属する高校1年生。天然な性格で、摩訶不思議な事が大好き。
- 田所 要(たどころ かなめ)
- 駒高ミステリー研究会部長。いつも部室でミステリー小説を読んでいる。
警視庁
編集- 二階堂 龍(にかいどう しげみ)
- 警視庁捜査一課の警部。東大卒の警察キャリアで駒高ミステリー研究会のOB。京に絶対的な信頼感を持っている。
- 鈴森 ひろし(すずもり ひろし)
- 二階堂の助手で新人刑事。交番勤務からのたたき上げ。
単行本
編集- ISBN 978-4-09-124356-0 2013年7月18日発売
- ISBN 978-4-09-124460-4 2013年10月18日発売
- ISBN 978-4-09-124523-6 2013年12月18日発売
- ISBN 978-4-09-124584-7 2014年3月18日発売
- ISBN 978-4-09-124629-5 2014年5月16日発売
- ISBN 978-4-09-125019-3 2014年6月18日発売
- ISBN 978-4-09-125025-4 2014年7月18日発売
関連項目
編集- サイボーグ
- 週刊ストーリーランド - 五味一男が企画・総監修を務めた番組。本作同様の推理系アニメ、女警部・神宮寺葉子がシリーズ化されている。
脚注
編集出典
編集外部リンク
編集- WEBサンデー 超推脳KEI - ウェイバックマシン(2013年3月31日アーカイブ分)