赤松幸輔
赤松 幸輔(あかまつ こうすけ、1992年6月5日 - )は、愛媛県宇和島市出身の元プロ野球選手(捕手、右投右打)・コーチ。NPBでは育成選手であった。
名古屋商科大学硬式野球部 監督 | |
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オリックス・バファローズ時代(2016年) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛媛県宇和島市 |
生年月日 | 1992年6月5日(32歳) |
身長 体重 |
188 cm 106 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | NPB / 2015年 育成選手ドラフト2位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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監督・コーチ歴 | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集瀬戸内高等学校から名古屋商科大学に進学すると、2年時(2012年)の愛知大学野球連盟秋季リーグ戦では打力を活かして指名打者でベストナインを受賞[1]。しかし、チームとしては2013年秋季で2部に降格し[2]、最終学年の4年時を2部で過ごした。
四国リーグplus・香川時代
編集大学卒業後、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに入団。1年目の2015年から正捕手として活躍し、香川の前期優勝に貢献するとともに、個人としても前期MVP及び捕手部門のベストナインに輝いた。
オリックス時代
編集2015年のプロ野球ドラフト会議で、オリックス・バファローズから育成ドラフト2巡目で指名された[3]。赤松本人もまったく指名されるとは思っておらず、香川の西田真二監督も「NPB入りへはもう一年」と本人に話していたが、直前のみやざきフェニックス・リーグでの活躍がアピールとなり、ドラフト会議の席上で急遽指名が決まったという[4]。支度金300万円、年俸250万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は121となった[5]。
2016年は、ウエスタン・リーグで45試合に出場し、打率.222、3本塁打、6打点の成績を残した[6]。入団時に最大113kg[3]あった体重は、激しい練習等によって102kgまで減少した[6]。
2017年も、ウエスタンでの出場を続け、28試合で打率.250、2本塁打、8打点を残した。10月2日、球団から戦力外通告を受けた[7]。10月31日、自由契約公示された[8]。
オリックス退団後
編集2017年11月15日の12球団合同トライアウトに参加、4打数2安打1三振の結果だった[9]。
2018年1月9日、ベースボール・チャレンジ・リーグの福島ホープスに、選手兼任コーチとして入団することが発表された[10]。10月13日、現役引退を発表し、退団[11]。
大学時代の恩師である中村順司より指導者への転身を勧められ[12]、学生野球資格回復制度の研修会を受講し、2019年2月5日に資格を回復[13]。同月より、中村が総監督を勇退したばかりの母校・名古屋商科大学のコーチに就任した[12]。コーチとして指導した一人に、卒業後に徳島インディゴソックスからオリックスに入団した茶野篤政がいる[14]。
選手としての特徴・人物
編集入団時に体重が113kgあった大型捕手で、パンチ力のある打撃やスローイングを評価されてのプロ入りとなった[3][4]。
指導者としては大学時代の監督だった中村順司や、オリックス時代に二軍監督だった田口壮、福島時代の監督の岩村明憲の教えを指導の礎としている[12]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
三 振 |
四 球 |
死 球 |
犠 打 |
犠 飛 |
盗 塁 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2015 | 香川 | 64 | 210 | 20 | 58 | 4 | 0 | 9 | 37 | 38 | 11 | 6 | 3 | 0 | 1 | .276 | .330 | .424 | .754 |
2018 | 福島 | 69 | 271 | 46 | 94 | 20 | 2 | 8 | 56 | 28 | 27 | 3 | 1 | 3 | 1 | .347 | .408 | .524 | .932 |
IL:1年 | 64 | 210 | 20 | 58 | 4 | 0 | 9 | 37 | 38 | 11 | 6 | 3 | 0 | 1 | .276 | .330 | .424 | .754 | |
BCL:1年 | 69 | 271 | 46 | 94 | 20 | 2 | 8 | 56 | 28 | 27 | 3 | 1 | 3 | 1 | .347 | .408 | .524 | .932 |
背番号
編集- 8 (2015年)
- 121 (2016年 - 2017年)
- 26 (2018年)
脚注
編集- ^ “秋季リーグ戦の表彰選手が決定しました。”. 愛知大学野球連盟 (2012年10月25日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ “秋季1部2部入替戦(結果)”. 愛知大学野球連盟 (2013年11月12日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ a b c “2015年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手”. オリックス・バファローズオフィシャルサイト (2015年10月22日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ a b “香川・赤松“土壇場指名”打と肩に評価”. デイリースポーツ (2015年11月9日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ “オリ育成2位 四国・香川の赤松と仮契約”. スポーツニッポン(Sponichi Annex) (2015年11月25日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ a b “【オリックス】育成2位の赤松、現状維持の250万円で更改”. スポーツ報知 (2016年11月30日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ “戦力外通告のお知らせ”. オリックス・バファローズオフィシャルサイト (2017年10月2日). 2017-10-025閲覧。
- ^ “自由契約選手(育成選手)|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年10月31日). 2017年11月1日閲覧。
- ^ “12球団合同トライアウトの結果詳細、プレー機会求める51選手の成績は…”. Full-Count. (2017年11月16日) 2017年11月16日閲覧。
- ^ 赤松幸輔選手兼任コーチ就任のお知らせ - 福島ホープス(2018年1月9日)
- ^ 退団選手のお知らせ (PDF) - 福島ホープス(2018年10月13日)
- ^ a b c “元メジャーリーガー2人の教え伝える 愛知大学野球 名商大赤松コーチ奮闘中 | 大学野球 | 中日新聞掲載記事 | 名古屋商科大学”. 中日進学ナビ (2019年2月23日). 2022年4月8日閲覧。
- ^ “学生野球資格回復に関する規則 第4条による認定者”. 公益財団法人 日本学生野球協会. 2022年4月8日閲覧。
- ^ 「オリに突如現れた新星・茶野って何者? アマ時代に影響を受けた2人の指導者が語るターニングポイント」『Sponichi Annex』2023年4月18日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 名古屋商科大学 - ウェイバックマシン(2023年4月15日アーカイブ分)
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 赤松幸輔 (@kosuke12010) - X(旧Twitter)
- 赤松 幸輔 (kousuke0605) - Facebook