赤坂遊園
概要
編集福山市立済美中学校の北西側の傾斜地にあった。園内には、セスナ195よみうり101号、動物園や子ども向けの遊び場、園内を巡回する鉄道などがあった。敷地の奥には斜面を生かした5レーンの流水滑り台やプールが整備されており、地元の子供会の行事などでも活用された。
また1971年3月に廃線となった井笠鉄道薬師駅を移築、大正時代の建築当時の姿に改装した井笠鉄道の資料館があり、同年10月からは同年3月に引退した井笠2号機関車[1]、ホハ11・ホハ12、ホト2・ホワフ5が動態保存されていた(閉園後、3号機関車とホハ12は福山市新市町にある新市クラシックゴルフに、ホワ11は神辺町の保育園に移され静態保存されている。)。閉園日には無料開放された。
1991年に閉園し、現在では住宅分譲地となっている[2]。「赤坂遊園」分譲地という名称で分譲されているため、名称だけは残されている。現存する建物はない。
歴史
編集交通
編集- JR山陽本線備後赤坂駅より北東方向へ、広島県道54号福山尾道線(旧国道2号線)および広島県道378号御幸松永線を超えて徒歩10分。
- トモテツバス赤坂循環線赤坂駅前より徒歩。
脚注
編集- ^ 「備後コーナー」『中國新聞』昭和46年10月6日夕刊 9面
- ^ 瀬川明日奈、中島直人、黒瀬武史 (2016年8月). “国内の閉園した遊園地・レジャー施設の跡地利用に関する研究” (PDF). 東京大学 都市デザイン研究室. 2019年11月1日閲覧。