赤坂弥生学習室
神奈川県三浦市初声町に位置する赤坂遺跡を対象とした展示施設。
赤坂弥生学習室(あかさかやよいがくしゅうしつ)は、神奈川県三浦市初声町入江(はっせまちいりえ)に所在する初声市民センター内に開設された、国の史跡・赤坂遺跡の展示を行う歴史資料館的な公共施設である。
赤坂弥生学習室 | |
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初声市民センター。1階に赤坂弥生学習室が入居している。 | |
施設情報 | |
専門分野 | 赤坂遺跡出土の考古資料を通じた三浦半島史。 |
事業主体 | 三浦市 |
管理運営 | 三浦市教育委員会文化スポーツ課 |
延床面積 | 35.7平方メートル |
開館 | 2001年(平成3年)10月 |
所在地 |
〒238-0113 神奈川県三浦市初声町入江200(初声市民センター) |
位置 | 北緯35度11分12.1秒 東経139度37分46.3秒 / 北緯35.186694度 東経139.629528度座標: 北緯35度11分12.1秒 東経139度37分46.3秒 / 北緯35.186694度 東経139.629528度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集赤坂遺跡は、京急三崎口駅の約350メートル南にある標高約50メートルの台地上に広がる弥生時代中期後半から後期にかけての大集落遺跡である。1897年(明治30年)頃には発見されていたが、昭和初期に赤星直忠が竪穴建物跡や弥生土器を検出して以降、調査が本格化した[1]。これまでの24回以上の発掘調査により、130軒以上の竪穴建物跡や、弥生土器・石器・骨角器など豊富な遺物が出土した[2]。遺跡の中心部分となる約4700平方メートルの範囲は、2011年(平成23年)3月8日付で国の史跡に指定されている[3]。
学習室は、赤坂遺跡出土の考古資料を展示・紹介し、三浦半島の地域史を学習することを目的として、初声市民センター内に2001年(平成3年)10月に開設された。主に第2次から第8次調査で出土した資料のうち、整理作業の終了した遺物や調査成果に関するパネルを常設展示する[4]。
また、赤坂遺跡をはじめとする市内各地の遺跡に関する書籍・刊行物や、三浦市の歴史に関する書籍などの閲覧もできる[5]。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 赤坂弥生学習館の入口(三浦市)
- 史跡赤坂遺跡のホームページ(三浦市)