赤井城
赤井城(あかいじょう)は、熊本県上益城郡益城町赤井字本丸にあった中世の日本の城(平山城)。
赤井城 (熊本県) | |
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城郭構造 | 平山城 |
築城主 | 木山惟久 |
築城年 | 1547年(天文16年) |
主な城主 | 木山氏 |
廃城年 | 1585年(天正13年) |
遺構 | 石垣 |
指定文化財 | 史跡等未指定[1] |
位置 | 北緯32度46分41.4秒 東経130度49分30.7秒 / 北緯32.778167度 東経130.825194度座標: 北緯32度46分41.4秒 東経130度49分30.7秒 / 北緯32.778167度 東経130.825194度 |
地図 |
概要
編集木山城主・木山惟久が隠居城として天文16年(1547年)に築城したが、天正13年(1585年)の木山神宮の例祭日に島津氏の襲撃を受け落城し、38年間だけ城郭として機能したと考えられている[2]。
立地・構造
編集標高約35メートルの丘陵を削平した立地で、北側には赤井川が流れる。西縁部に曲輪があり、段差面に河原石が積まれていた。斜面は南西部を除いて比較的急勾配となっている。城跡周辺は湧水が豊富で、集落の水路は民家の庭先を巡って一部は竪堀とつながる。
脚注
編集- ^ 益城町 2013 p.20
- ^ 「赤井城跡<飯野地区・赤井>」公式HP
参考文献
編集- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典(43.熊本県)』、角川書店、1987年
- 益城町 2013「文化財」『益城町勢要覧2013(資料編)』p.20