赤い航路』(あかいこうろ、Bitter Moon)は1992年フランスイギリス恋愛映画。監督はロマン・ポランスキー、出演はピーター・コヨーテエマニュエル・セニエヒュー・グラントクリスティン・スコット・トーマスなど。パスカル・ブリュックネールの小説『Lunes de fiel』を原作としている。

赤い航路
Bitter Moon
監督 ロマン・ポランスキー
脚本 ロマン・ポランスキー
ジェラール・ブラッシュフランス語版
ジョン・ブラウンジョン英語版
原作 パスカル・ブリュックネール
Lunes de fiel
製作 ロマン・ポランスキー
製作総指揮 ロベール・ベンムッサ
出演者 ヒュー・グラント
ピーター・コヨーテ
エマニュエル・セニエ
クリスティン・スコット・トーマス
音楽 ヴァンゲリス
撮影 トニーノ・デリ・コリ
編集 エルヴェ・ド・リューズ
製作会社 ル・フィルム・アラン・サルド
ル・スタジオ・カナル+
配給 フランスの旗 AMLF
イギリスの旗 コロンビアトライスター・フィルム
日本の旗 日本ヘラルド
公開 イギリスの旗 1992年7月12日ロンドン
フランスの旗 1992年9月23日
イギリスの旗 1992年10月2日
日本の旗 1993年2月6日
上映時間 138分
製作国 フランスの旗 フランス
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
フランス語
製作費 $5,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $1,862,805[2]
テンプレートを表示

ストーリー

編集

結婚7年目のイギリス人夫婦・ナイジェルとフィオナは、自分たちの愛を確かめるためにイスタンブール行きの豪華客船で地中海クルージングの旅に出た。その船上でナイジェルは、車椅子のアメリカ人作家・オスカーとその妻のフランス人・ミミに出会う。オスカーはナイジェルに「自分の物語を聞くこと」を求め、ミミとナイジェルを故意に近づける。初秋のパリでの出会い、過激な性生活、オスカーが車椅子を要するに至った出来事と車椅子になってからの生活、婚姻。二人の関係の荒波が語られ、度々のオスカーの抵抗に「私の話を聞くのは君だとミミが選んだ」、「話はまだ終わっていない」と物語を続け聞かせる。ミミもまたナイジェルに「夫の話はうそだ」、「私達の話をする役割は夫だ」、「彼の話はまだ終わっていない」と度々性的にナイジェルをひきつけ、オスカーに近づける。フィオナとナイジェルの関係に不和が生じ、クルーズ船の航路に荒波が立ち、船体はしけに見舞われながら、新年のパーティの日を迎えるのであるが…。

キャスト

編集

※括弧内は日本語吹替(1998年01月16日放送 テレビ朝日 シネマエクスプレス

作品の評価

編集

Rotten Tomatoesによれば、35件の評論のうち高評価は63%にあたる22件で、平均点は10点満点中6.2点となっている[3]Metacriticによれば、28件の評論のうち、高評価は16件、賛否混在は11件、低評価は1件で、平均点は100点満点中62点となっている[4]

出典

編集
  1. ^ Bitter Moon - IMDb(英語)
  2. ^ Bitter Moon” (英語). Box Office Mojo. 2022年4月29日閲覧。
  3. ^ "Bitter Moon". Rotten Tomatoes (英語). 2022年4月29日閲覧
  4. ^ "Bitter Moon" (英語). Metacritic. 2022年4月29日閲覧。

外部リンク

編集