賀茂弟岑
賀茂 弟岑(かも の おとみね)は、平安時代初期の貴族。出羽介・賀茂江人の子。官位は従五位下・備後守。
時代 | 平安時代初期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位下・備後守 |
主君 | 仁明天皇→文徳天皇 |
氏族 | 賀茂朝臣氏 |
父母 | 父:賀茂江人 |
兄弟 | 弟岑、岑雄 |
子 | 直岑、祐継、貞子、弟子 |
経歴
編集少内記を経て、承和9年(842年)少外記、承和11年(844年)大外記と、仁明朝において文書作成を掌る官職を歴任する。仁明朝末の嘉祥2年(849年)従五位下・越後介に叙任されると、嘉祥3年(850年)豊後守、天安2年(858年)出雲守次いで備後守と、文徳朝以降は一転して地方官を務めた。
官歴
編集注記のないものは『六国史』による。