貴戸 理恵(きど りえ、1978年 - )は、日本の社会学者、関西学院大学准教授。
福岡県生まれ。小学校時代は不登校であり、殆ど学校へ行かずに家で過ごすが、中学校から学校へ通うようになる。2001年、慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。小熊英二、上野千鶴子に師事(大学院での形式上の指導教員は瀬地山角)。
「生きづらさ」を抱える若者達への面接調査を通じて、「当事者」の視点からこの社会がどのように見えるのか、「個人」と「社会」のよりよい関係とは何かを探ることを研究課題としている[1]。