貝塚トンネル
概要
編集- 全長 191m
- 制限速度 80km/h
京葉道路 貝塚IC - 千葉東JCTの間にあるトンネルで、京葉道路で唯一のトンネル。
名前の由来は、荒屋敷貝塚の地下を貫くことからと思われる。坑口の形が上下線で同じ(いわゆるメガネトンネル)である。京葉道路の銘板には「貝塚トンネル」とかかれているが、国道16号の銘板には「貝塚隧道」と書かれている。
京葉道路の貝塚トンネルは、荒屋敷貝塚の保存のために京葉道路の構造をトンネルに計画変更されたもので、埋蔵文化財の保存対応のために道路の工事費が24億円増加し、道路供用も当初予定から2年遅れるもととなった[1]。
走行時の注意
編集上り線(幕張・東京方面)は、渋滞時追突事故に注意が必要である。当トンネル先にある貝塚IC、穴川IC(穴川西IC、穴川中IC、穴川東ICの総称)が渋滞の名所であり、当トンネルが渋滞の末尾になることがある。また、このトンネルも渋滞の先頭になりやすい。このため、トンネルを出た先のカーブで渋滞の列に気が付き、ブレーキをかけても間に合わずに追突する事故が発生しやすい。民放ラジオ局やハイウェイラジオからの交通情報、更には前方に注意して走行することが必要である。
脚注
編集- ^ 武部健一「埋蔵文化財との調整」『道路の日本史』中央公論新社〈中公新書〉、2015年5月25日、p.219頁。ISBN 978-4-12-102321-6。