豊田珍比古
郷土史家
豊田 珍比古(とよだ うずひこ、1882年9月5日 - 1965年1月20日)は、愛知県八名郡吉川村(現・新城市吉川)出身の郷土史家。
豊田 珍比古 | |
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生誕 |
1882年9月5日 愛知県八名郡吉川村(現・新城市吉川) |
死没 | 1965年1月20日 (82歳没) |
職業 | 郷土史家 |
経歴
編集1882年(明治15年)9月5日に愛知県八名郡吉川村(現・新城市吉川)に生まれた[1]。父親は豊田伊之吉。出生名は豊田伊三美(いさみ)であり、のちに珍彦(うずひこ)と、晩年には珍比古(うずひこ)と改称した[1]。1909年(明治42年)に豊橋市に転居し、船町で薬種商を営んだ[1]。本業と並行して東三河地方の郷土史研究も行い、1921年(大正10年)には豊橋郷土史友会を結成して主宰の立場となった[1]。『豊橋市史』の編纂委員も務め、1954年(昭和29年)には豊橋市から『豊橋市制50年史』の編纂委員長を委嘱された[1]。1960年(昭和35年)には中日新聞社による中日社会功労賞を受賞した[1]。1965年(昭和40年)1月20日死去[1]。
著書
編集- 『古代の東三河』
- 『東三河道中記』
- 『吉田のおんぞ祭』
- 『神道大義』
- 『東三河ところどころ』
- 『三河百話』
- 『東三河郡郷之研究』
脚注
編集参考文献
編集- 『豊田珍比古翁生誕一二五周年記念拓本展』豊田珍比古翁生誕一二五周年記念拓本展実行委員会、2008年
- 豊橋百科辞典編集委員会『豊橋百科事典』豊橋市、2006年