豊田 兼彦(とよた かねひこ、1972年4月8日 - )は、日本法学者。専門は刑法関西学院大学大学院司法研究科副研究科長・教授を経て、大阪大学大学院法学研究科教授。

人物・経歴

編集

島根県益田市生まれ[1]大阪府河内長野市出身。大阪狭山市立南第一小学校河内長野市立高向小学校河内長野市立西中学校大阪府立生野高等学校を経て[2]、1996年立命館大学法学部卒業[1]

1998年立命館大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了[3]、立命館大学法学部助手。1999年日本学術振興会特別研究員[3]。2001年立命館大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了、博士(法学)[4]

2001年愛知大学法学部専任講師[3]。2004年愛知大学法学部助教授。2007年近畿大学大学院法務研究科准教授[3][1]。2009年近畿大学大学院法務研究科教授。2010年関西学院大学大学院司法研究科教授[3]守口市青少年保護審査会委員[5]

2014年ギーセン大学法学部にて在外研究に従事[2]。2016年関西学院大学大学院司法研究科副研究科長。2018年大阪大学大学院法学研究科教授[3]。2020年法務省司法試験予備試験考査委員、大阪府青少年健全育成審議会委員[6]大阪弁護士会懲戒委員会予備委員[5]

著書

編集
  • 『共犯の処罰根拠と客観的帰属』成文堂 2009年
  • 『基本刑法 1(総論)』(大塚裕史, 十河太朗, 塩谷毅と共著)日本評論社 2012年
  • 『基本刑法 2(各論)』(大塚裕史, 十河太朗, 塩谷毅と共著)日本評論社 2014年
  • 『刑法総論判例50!』(十河太朗, 松尾誠紀, 森永真綱と共著)有斐閣 2016年
  • 『刑法各論判例50!』(十河太朗, 松尾誠紀, 森永真綱と共著)有斐閣 2017年

脚注

編集