谷山莉奈
日本の女子プロ野球選手
谷山莉奈(たにやまりな、1992年9月26日 - )は埼玉県草加市出身の元女子プロ野球選手。
基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県草加市 |
生年月日 | 1992年9月26日(32歳) |
身長 体重 |
162 cm kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
初出場 | 2015年4月11日 |
最終出場 | 2019年9月29日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
概要
編集高校時代はソフトボールを、日本体育大学時代は軟式野球の選手として活躍。硬式野球は未経験だった[1]。2014年の女子プロ野球リーグの入団テストに合格し、京都フローラに入団した。
2015年にはコンベンションで投手部門で最多ホールドを獲得[2]、翌年も同賞を獲得している[3]。2016年から埼玉アストライアに移籍。
2017年に最優秀防御率を、2018年に最多投球回とゴールデングラブ賞を獲得している。
2019年11月1日、今季限りで女子プロ野球リーグを退団することが発表された[4]。
2020年12月現在は公益社団法人全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)の職員として活動している。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フローラ | 20 | - | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 6 | .500 | 139 | 32.2 | 36 | 1 | 5 | - | 3 | 9 | 4 | 0 | 21 | 20 | 4.29 | 1.26 | |
2016 | アストライア | 26 | - | 1 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 2 | .429 | 195 | 39.1 | 46 | 0 | 21 | - | 6 | 14 | 3 | 0 | 20 | 17 | 3.03 | 1.70 |
2017 | 26 | - | 3 | 1 | 0 | 9 | 2 | 1 | 1 | .818 | 388 | 92.2 | 85 | 1 | 30 | - | 6 | 22 | 5 | 1 | 26 | 21 | 1.59 | 1.24 | |
2018 | 18 | - | 6 | 2 | 0 | 6 | 6 | 0 | 0 | .500 | 402 | 94.2 | 93 | 0 | 31 | - | 2 | 35 | 5 | 1 | 42 | 35 | 2.59 | 1.31 | |
2019 | 17 | - | 4 | 0 | 0 | 5 | 6 | 1 | 0 | .455 | 287 | 62.2 | 77 | 2 | 25 | - | 4 | 25 | 5 | 0 | 42 | 33 | 3.69 | 1.63 | |
JWBL:5年 | 107 | - | 14 | 3 | 0 | 25 | 20 | 7 | 9 | .556 | 1411 | 321.2 | 337 | 4 | 112 | - | 21 | 105 | 22 | 2 | 151 | 126 | 2.74 | 1.40 |
- 赤太字は女子プロ野球記録。
- 太字はシーズン最多。
年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JWBL:5年 | 107 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
- 2019年度シーズン終了時。
記録
編集- 初登板:2015年4月11日、対埼玉アストライア戦、6回裏2死から2番手で登板、1/3回無失点
- 初奪三振:2015年6月13日、対レイア戦、5回裏に中田友実からスリーバント失敗三振
- 初勝利:2015年9月15日、対兵庫ディオーネ戦、4回無失点
- 100奪三振:2019年9月1日、対愛知ディオーネ戦、9回表に奥村奈未から空振り三振
タイトル
編集- 最多ホールド(2015年)
- 最優秀防御率(2017年)
- 最多投球回(2018年)
- ゴールデングラブ賞(2018年)
代表歴
編集背番号
編集- 17(2015年 - 2019年)
脚注
編集- ^ 谷山莉奈(インタビュアー:森大樹)「軟式、ソフトボールからプロへ。硬式未経験の谷山莉奈が女子野球日本代表まで登り詰められた理由。」『King Gear』、2018年7月15日 。2021年9月29日閲覧。
- ^ 『【コンベンション2015】投手部門受賞コメント』(プレスリリース)女子プロ野球リーグ、2015年12月5日 。2021年9月29日閲覧。
- ^ 美坂柚木 (2016年12月5日). “女子プロ野球、MVPは兵庫ディオーネの里綾実”. CYCLE 2021年9月29日閲覧。
- ^ “大量退団の女子プロ野球、埼玉からは13人も…全選手一覧”. スポーツ報知. (2019年11月1日) 2021年9月29日閲覧。