谷中七福神
東京都台東区・荒川区・北区の七福神の巡礼札所
谷中七福神(やなかしちふくじん)は、東京都台東区・荒川区・北区の7寺院に祀られている七福神の巡礼札所。
およそ250年前に始まったと言われる江戸最古の七福神。他の七福神には神社も入っているが、谷中七福神は寺院だけである。
各寺院で朱印押印用の版画台紙が巡礼期間に購入できる。 期間外は、境内に入れても板戸が閉まり本堂には入れず七福神が見えない事もある。
総論
編集谷中七福神の一覧
編集- 寛永寺 不忍池弁天堂 - 弁才天(台東区上野桜木)
- 護国院(寛永寺子院) - 大黒天(台東区上野恩賜公園)
- 天王寺 - 毘沙門天(台東区谷中)
- 長安寺 - 寿老人(台東区谷中)
- 修性院 - 布袋(荒川区西日暮里)
- 青雲寺 - 恵比須(荒川区西日暮里)
- 東覚寺 - 福禄寿(北区田端)
- 谷中七福神の修性院付近に啓運寺があり、当寺に毘沙門天が安置されている(徒歩での巡拝の場合、啓運寺の前を通る場合が多い)。しかし当寺は谷中七福神とは関係はない。
- 谷中七福神は今の組み合わせが、江戸時代から限られていたわけではなく、恵比寿は神田明神や清水観音堂、大黒天は経王寺、毘沙門天は谷中本通寺、弁財天は北町の養泉寺とする事もあった。