謝謝台湾計画(シエシエたいわんけいかく)は、東日本大震災に寄せられた台湾からの支援に対して、日本人の民間人有志が計画した台湾紙上への感謝広告の掲載計画。感謝広告は2011年5月3日、台湾主要2紙の朝刊に掲載された。

感謝広告(『聯合報』 2011年5月3日)
北海道釧路市の商店店頭に掲げられたもの

概要

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東日本大震災から1か月後の2011年4月11日、日本政府は、東日本大震災への支援を感謝する菅直人首相のメッセージ広告を掲載した。広告は「Thank you for the Kizuna(絆)」と題され、英『フィナンシャル・タイムズ』、米『ウォールストリート・ジャーナル』、『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』など、大韓民国アメリカ合衆国中華人民共和国イギリスロシアフランスの6か国の7紙に掲載された[1]が、世界最大の義捐金支援を行った台湾に対しては、菅首相名義の感謝状を馬英九総統、呉敦義行政院長、zh:楊進添外交部長に送った[2][3]ものの、当地の新聞への感謝広告は行われなかった。

台湾からは、震災からの1カ月足らずで109億円以上[4]、同年5月上旬では約160億円の義捐金が集まった[5]。最終的に台湾からの義援金は200億円を突破し世界最大となる。しかし、日本政府は各国の主要紙に感謝広告を載せる一方で、台湾の新聞に感謝広告を寄稿しなかった。このため日本人デザイナーが個人の企画としてツイッターで広告掲載を呼びかけたところ日本各地から数日で1900万円以上にのぼる寄付金が寄せられたため、この寄付金により日本国民有志という形で広告掲載を行った[4]。なお、この際の余剰金については日本赤十字社に寄付が行われた[4]。同年5月3日、「ありがとう、台湾」と題したお礼広告が台湾紙『聯合報』(朝刊9面)と『自由時報』(朝刊5面)に掲載された。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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