諏訪 優(すわ ゆう、1929年4月29日 - 1992年12月26日)は、日本の詩人翻訳家

略歴

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東京生まれ。1949年明治大学文芸科卒。在学中より吉本隆明らと詩誌『聖家族』を創刊。ウィリアム・バロウズアレン・ギンズバーグといったアメリカビート・ジェネレーションの影響を受け、その作品を翻訳して日本へと紹介した。ギンズバーグやゲーリー・スナイダーとは直接の交流もあった。

息子は俳優諏訪太朗佐野元春と深い交友があった[1]

著書

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  • 『YORUを待つ 詩集』(ユリイカ) 1959
  • 『アメリカ現代詩手帖』(思潮社) 1961
  • 『アレン・ギンズバーグ』(Doin’グループ) 1963、のち弥生書房
  • 『ビート・ジェネレーション』(紀伊国屋新書) 1965
  • 『アメリカ文学うら街道』(文建書房) 1966
  • 『女流詩人』(新書館) 1966
  • 『精霊の森 詩集』(思潮社) 1967
  • 『吠える 諏訪優評論集』(他人の街社) 1970
  • 『西風の幻の鳥よ 短篇集』(弥生書房) 1972
  • 『この大陸は種子なのだ アメリカ文明のゆくえ』(研究社出版) 1973
  • 『アメリカ・その他の旅 詩集』(NOVAKAST PRESS) 1973
  • 『日没の夢の中で』(白川書院) 1975
  • 『帰る場所 諏訪優詩集』(紫陽社) 1977
  • 『ニャンニャンミャオミャオ』(西川治写真、サンリオ、ギフトブックライブラリー) 1978
  • 『谷中草紙 諏訪優詩集』(国文社) 1980
  • 『諏訪優詩集』(思潮社、現代詩文庫) 1981
  • 『田端事情 詩集』(思潮社) 1983
  • 芥川竜之介俳句を歩く』(踏青社) 1986
  • 太宰治の墓 その他』(思潮社) 1986
  • 『坂のある町』(棚谷勲銅版画、踏青社) 1987
  • 『太郎湯』(思潮社) 1988
  • 『田端日記』(思潮社) 1993
  • 『東京風人日記』(広済堂出版) 1994
  • 山室静論』(堀江泰紹編、町田ジャーナル社) 2000

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  • 『猫をかく』(国文社) 1979

翻訳

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  • 『ゲバラの魂』(訳編、天声出版) 1968
  • 『アメリカ・ニグロ詩集』(訳編、思潮社、現代の芸術双書) 1969
  • 『アメリカ反戦詩集』(ダイアン・ディ・プリマ編、共訳、秋津書店) 1972
  • 『うたうよ、クマのプーさんが』(A・A・ミルン望月典子共訳、サンリオ) 1976
  • 『神話を生きる レナード・コーエン詩集1』(レナード・コーエン、JCA) 1977
  • 『ノヴァ急報』(ウィリアム・バロウズ、サンリオ) 1978
  • ディランが街にやってきた ローリング・サンダー航海日誌』(サム・シェパード菅野彰子共訳、サンリオ) 1978、のち河出文庫
  • 『ケルアックズタウン』(バリー・ギフォード、思潮社) 1988
  • 『不思議な果実 アメリカ黒人詩集』(訳編、思潮社) 1988
  • 『ケルアックと仲間たち ビート・ジェネレーション・アルバム』(フレッド・W・マクダラー編、共訳、思潮社) 1990

アレン・ギンズバーグ

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  • 『ギンズバーグ詩集』(アレン・ギンズバーグ、訳編、思潮社、現代の芸術双書) 1965
  • 『麻薬書簡』(ウイリアム・バロウズ, アレン・ギンズバーグ、飯田隆昭共訳、思潮社、現代の芸術双書) 1966
  • 『カディッシ』(ギンズバーグ、立花之則共訳、思潮社) 1969
  • 『破滅を終らせるために ギンズバーグのことば』(ギンズバーグ、編訳、思潮社) 1971
  • 『宇宙の息』(ギンズバーグ、晶文社) 1977
  • 『悲しき花粉の輝き 詩集』(ギンズバーグ、昭森社) 1978
  • 『インド日記 1962 - 1963』(ギンズバーグ、サンリオ) 1980

参考

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  • 『日本近代文学大事典』(講談社) 1984
  • 『文藝年鑑2011』(新潮社) 2010

脚注

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