調布橋
東京都の橋
調布橋(ちょうふばし)は、東京都青梅市千ケ瀬町 - 上長渕の多摩川に架かる東京都道31号青梅あきる野線(秋川街道)の橋長113 m(メートル)のアーチ橋。
調布橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都青梅市千ケ瀬町 - 上長渕[1] |
交差物件 | 多摩川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 東京都道31号青梅あきる野線(秋川街道) |
管理者 | 東京都西多摩建設事務所 |
施工者 | 東京鐵骨橋梁 |
開通 | 1994年(平成6年) |
座標 | 北緯35度47分1.9秒 東経139度15分52.1秒 / 北緯35.783861度 東経139.264472度 |
構造諸元 | |
形式 | アーチ橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 113.000 m |
幅 | 16.000 m |
最大支間長 | 92.000 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集歴史
編集東京府西多摩郡調布村の多摩川ではそれまで千ケ瀬の渡しと呼ばれる渡船に頼っていたところ、1922年(大正11年)2月10日に初めて調布橋が架橋された。これは橋長104.7 m、幅員2.7 mの木トラス補剛、鉄筋コンクリート主塔の単径間吊橋であった[3][4]。 1935年(昭和10年)4月10日に東京府道91号八王子青梅線鋼として鋼中路2ヒンジブレースドリブアーチ橋である2代目橋梁が完成する[5]。第二次世界大戦前に日本国内で架橋された中路アーチ橋は2006年(平成18年)現在7橋しか確認されておらず、本橋と桜橋を除いて支間長30 m程度であり、本橋は突出した規模であった[6]。
1994年(平成6年)に現橋の鋼上路ソリッドリブアーチ橋に架け替えられた[5]。
旧橋の諸元
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “水文水質観測所情報”. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “橋梁年鑑 平成6年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 124, 224, 225. 2021年8月18日閲覧。
- ^ “調布橋1922-2-10”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年8月18日閲覧。
- ^ “多摩川に掛かる橋 第19回 調布橋” (PDF). 西建協だより (168). (2008-07-17) 2021年8月18日閲覧。.
- ^ a b c “調布橋1935-4-15”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年8月18日閲覧。
- ^ 紅林章央, 前田研一 & 伊東孝 2006.
- ^ 内務省土木試験所『本邦道路橋輯覧』 第四輯、シビル社、1939年7月5日、80頁。doi:10.11501/1186302。
参考文献
編集- 紅林章央、前田研一、伊東孝「東京奥多摩町・青梅街道の昭和前期における橋梁の進展に関する研究」『土木史研究論文集』第25巻、土木学会、2006年、99-116頁、doi:10.11532/journalhs2004.25.99、ISSN 1349-5712、NAID 130003857028。
外部リンク
編集- 東京都西多摩建設事務所 - 橋梁管理者