調布基地跡地運動広場(ちょうふきちあとちうんどうひろば)は、東京都調布市府中市三鷹市に跨がっていた調布基地跡地に設置された屋外スポーツ施設である。総面積は26.8haに及ぶ。記事名は調布市の施設名であり、府中市側の施設は「調布基地跡地暫定少年野球場」「調布基地跡地暫定少年サッカー場」と呼称している。通称として「関東村跡地」と呼ばれることもある[1]。本項では、調布市、府中市の近隣スポーツ施設もあわせて記述する。

府中市施設(A11グラウンド)
奥に調布飛行場の施設が見える
調布市施設(A6グラウンド)
グラウンド配置

概要

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1941年に完成した旧東京調布飛行場が、米軍占領を経て、1973年に全面返還された。この間の経緯については、調布飛行場#歴史を参照のこと。

跡地利用は、調布市府中市三鷹市が協議会を設け協議が行われた。現在、武蔵野の森公園東京スタジアムアミノバイタルフィールドなどとならび、運動広場(府中市施設名は、暫定○○場)が設置されている。もともとの跡地利用計画では下水処理場が設置される予定で運動広場はその上部に設置される計画であったが計画を見直すことになり暫定的に運動広場として利用されている[2]

年間利用者は、府中市側の暫定少年サッカー場が2010年度で約74,000人[3]。調布市側の施設が2005年8月報告書によれば32万人である[4]

グラウンド管理は、ムサシ綜合メンテナンス企業組合が行っている[5]

施設

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調布市

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  • 調布基地跡地運動広場 - グラウンド 12面[6][7]
    • 野球・少年野球・ソフトボールなど 9面(グラウンドA4・A5・A6・D3・E1・E2・E4-E6)[7]
    • サッカー・少年サッカーなど 3面(グラウンドE3・D1・D2)[7]
  • 市民西町サッカー場[8]

府中市

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  • 調布基地跡地暫定少年野球場[9]
    • 硬式用 2面(グラウンドA16・A17)、軟式用 5面(A7-A9・A14-A16)[7]
  • 調布基地跡地暫定少年サッカー場[10]
    • 4面(グラウンドA10-A13)[7]

利用

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  • リトルリーグの調布リトルや武蔵府中リトルが練習場として使用している。
  • 個人ではなく、団体で届け出が必要[11][10]

将来計画

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現在のスポーツ施設は府中市の施設名称が示すごとく暫定施設であり、近隣の用地も含め様々な計画が検討されている[12][13][14][15]

近隣の施設

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交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 関東村跡地(調布基地跡地暫定市民スポーツ施設)”. 球場風土記. 2017年5月30日閲覧。
  2. ^ 調布基地跡地 土地利用計画図”. 府中市. 2023年11月21日閲覧。
  3. ^ 府中市. “府中市統計書 - 7.民生”. 2012年8月20日閲覧。
  4. ^ 三鷹市・調布市. “新ごみ処理施設整備基本計画の策定に係る建設候補地選定報告書 7ページ”. 2012年8月19日閲覧。
  5. ^ ムサシ綜合メンテナンス企業組合. “グラウンド管理”. 2012年9月1日閲覧。
  6. ^ 調布市. “調布基地跡地運動広場”. 2012年8月28日閲覧。
  7. ^ a b c d e 関東村グラウンド配置図 - 管理事務所にて配布
  8. ^ 調布市. “市民西町サッカー場”. 2012年8月29日閲覧。
  9. ^ 府中市. “http://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/supotu/yakyujo/chofu/index.html”. 2012年8月20日閲覧。
  10. ^ a b 府中市. “調布基地跡地暫定少年サッカー場”. 2012年8月20日閲覧。
  11. ^ 府中市. “朝日サッカー場”. 2012年8月28日閲覧。
  12. ^ 調布市. “スポーツ施設再配置計画”. 2012年8月29日閲覧。
  13. ^ 調布市. “新ごみ処理施設”. 2012年8月29日閲覧。
  14. ^ 府中市. “調布基地跡地府中地区都市整備用地利用計画”. 2012年8月20日閲覧。
  15. ^ 府中市. “調布基地跡地府中地区病院用地利用計画”. 2012年8月20日閲覧。

外部リンク

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