『詩緯』(しい)は、『詩経』の深意を解説するという名目で書かれた緯書(予言などの奇怪な説を記した書)。本文は散逸しており、『諸書』に引用された逸文のみが残る。『緯書』には『礼記』その他さまざまな経書を注釈する形をとるものがあるが、多くは内容も似通っていたらしい。しかし本文の残るものは僅少のため実態は不明な点が多い。
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