観音寺 (鈴鹿市寺家)
鈴鹿市寺家にある寺院
観音寺(かんのんじ)は、三重県鈴鹿市にある、高野山真言宗の仏教寺院。山号は 白子山(しろこざん)。本尊は白衣観世音菩薩。
観音寺 | |
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仁王門(三重県指定有形文化財) | |
所在地 | 三重県鈴鹿市寺家3丁目-2-12 |
山号 | 白子山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 白衣観世音菩薩 |
開基 | 道證上人 |
別称 | 子安観音 |
札所等 |
三重四国八十八箇所 16番札所 伊勢西国三十三所観音霊場 19番札所 |
法人番号 | 1190005004134 |
歴史
編集聖武天皇の勅により、藤原不比等が建立したとされ、天平勝宝3年(751年)道證上人開山の1250年以上続く寺院で、寺伝によると、本尊の白衣観世音菩薩が、当寺の東側にある鼓ヶ浦の海中より、鼓に乗って現れたといわれ、安産、子孫長久を守り、子安観音として、現在まで人々の信仰を集めている。
境内
編集天平宝字年中(757年 - 765年)、落雷で焼失した伽藍跡に、芽生えたといわれる不断櫻が、年中葉や花を咲かせている。国指定の天然記念物に指定されている。
山門(仁王門)は元禄16年(1703年)建立で、昭和57年(1982年)に修理を行い、門の左右には、鎌倉様式の金剛力士像2体が安置されている。境内中央には、寛文6年(1666年)に作られた、銅燈篭が置かれており、共に三重県指定の文化財に指定されている。
文化財
編集天然記念物(国指定)
編集- 白子不断ザクラ:大正12年(1923年)3月7日指定
- 1年中花が咲いている不思議な桜として、江戸時代から有名で、伊勢参宮名所図会にも紹介されている。真夏以外花を見ることができるが、満開状態ではなく、梢のあちこちに花が見られるものであり、葉の一部は真冬でも枝に残っている。花は白色、一重の五弁で、花の中央部が赤味を帯びている[1]。
三重県指定有形文化財
編集所在地
編集- 三重県鈴鹿市寺家3丁目-2-12
年中行事
編集近隣施設
編集アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 滝本昭二『三重四国八十八ヵ所霊場』三重四国八十八ヵ所霊場会:40 - 41