覚林房

山梨県身延町にある日蓮宗の総本山

覚林房(かくりんぼう)は、山梨県身延町にある日蓮宗の総本山、身延山久遠寺塔頭寺院にして宿坊。身延町名産のゆばを使った懐石料理で名高い。境内の日本庭園と心地池は夢窓疎石の作で身延町指定文化財。又、瑞門(山門)に掲げられている「行学院」の扁額本阿弥光悦の筆による。通師法縁。

覚林房
所在地 山梨県南巨摩郡身延町身延3510
位置 北緯35度22分46.0秒 東経138度25分36.1秒 / 北緯35.379444度 東経138.426694度 / 35.379444; 138.426694座標: 北緯35度22分46.0秒 東経138度25分36.1秒 / 北緯35.379444度 東経138.426694度 / 35.379444; 138.426694
宗派 日蓮宗
創建年 1499年(明応8年)
開基 日朝
正式名 行学院覚林房
別称 覚林坊 覚林精舎
文化財 本堂 日朝堂(旧朝師堂)
日朝御廟 日朝座像
本阿弥光悦筆瑞門扁額
夢窓疎石作庭園及び心地池(町指定文化財
法人番号 5090005005782 ウィキデータを編集
覚林房の位置(山梨県内)
覚林房
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概要

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身延山中興の祖にして久遠寺11世の法主であった日朝が開基隠棲した塔頭寺院。身延山興隆に心血を注ぐあまり失明した日朝が信仰の力でこれを克服し、後世、法華経を信仰する人が眼病で苦しんでいたら守護して平癒させると言う誓願を立てたことから、「目の神様」、「学業の神様」の寺としても知られている。

境内には本堂とは別に日朝堂(旧称は朝師堂)が建ち、堂内には徳川将軍家の寄進による天井彫りがある。また、日朝の墓を御堂で覆った御廟が隣接している。

近年はゆばと旬の食材を使った予約制の懐石料理「湯葉御膳」が人気で、宿泊以外に食事目的で訪れる観光客も多い。又、第42世の現住職はひぐち日誠名義で、ヤマケイ出版から本も出している作家でもある。

文化財

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町指定有形文化財
  • 夢窓疎石作庭園及び心地池 - 1702年元禄15年)完成

伽藍

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  • 瑞門
  • 本堂
  • 日朝堂
  • 日朝御廟

関連項目

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外部リンク

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