覚専寺
覚専寺 (がくせんじ) は、岐阜県加茂郡坂祝町勝山にある浄土真宗大谷派 (東本願寺) の末寺。
天文8年(1539年)に猿啄城主田原左衛門が城の鬼門寺として、深萱村梅替地内に天台宗の寺院として建立し「大洞山 見城寺」と号した。これが当寺の開基である。次いで美濃国の領主安藤対馬守の次男正貞が出家得度し法名を「浄光」と号し、当寺の開山となった。その後、第2世住職の際に浄土真宗大谷派へ改宗、青木山 覚専寺となる。
〒505-0076 岐阜県加茂郡坂祝町勝山232番地2
TEL 0574-26-7610
FAX 0574-42-6188
歴史
編集第1世住職は浄光坊(安藤正貞)。第2世住職の浄心坊が浄土真宗大谷派の法主教如上人に帰依し、浄土真宗に転宗する。
慶長15年(1610年)頃、寺号を改め「青木山 覚専寺」とした。明治24年(1891年)濃尾地震により山門以外の建物が倒壊する。そのため明治33年(1900年)に現在の地(坂祝町勝山)に新しく本堂・庫裡が建立された。
平成13年(2001年)に本堂屋根が老朽化による損傷のため、1億6000万円余で本堂の大規模改修工事が行われた。
年中行事
編集- 4月 春季永代経法要
- 8月15日 お盆参り
- 9月 秋季永代経法要
- 11月2~3日 報恩講
歴代住職
編集- 第1世 浄光坊 ※天台宗 見城寺
- 第2世 浄心坊 ※浄土真宗大谷派 覚専寺
- 第3世 玉藏坊
- 第4世 浄量坊
- 第5世 浄林坊
- 第6世 賢知坊
- 第7世 専了坊
- 第8世 玄秀坊
- 第9世 知龍坊
- 第10世 儀門坊
- 第11世 慈光坊
- 第12世 惠輪坊
- 第13世 智聞坊
- 第14世 實巖坊
- 第15世 大圓坊
- 第16世 釈勇哲
- 第17世 釈台令
- 第18世 釈慈鏡
- 第19世 釈賢證
- 第20世 釈賢雄
- 第21世 釈正敏