西雲院

京都市左京区にある仏教寺院

西雲院(さいうんいん)は、京都市左京区黒谷町にある浄土宗寺院大本山金戒光明寺塔頭山号は紫雲山。本尊阿弥陀如来。通称の「紫雲石(しうんせき)」で知られる。

西雲院
西雲院
所在地 京都府京都市左京区黒谷町121
位置 北緯35度1分12.1秒 東経135度47分22.3秒 / 北緯35.020028度 東経135.789528度 / 35.020028; 135.789528
山号 紫雲山
宗派 浄土宗
寺格 金戒光明寺塔頭
本尊 阿弥陀如来
創建年 元和2年(1616年)4月8日
開山 心誉宗厳
正式名 紫雲山西雲院
別称 紫雲石、萬日寺
札所等 通称寺の会(紫雲石)
法人番号 6130005002428 ウィキデータを編集
西雲院の位置(京都市内)
西雲院
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歴史

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当院は、元和2年(1616年)4月8日に朝鮮の出身で、文禄・慶長の役の際に日本に連れてこられて後に僧となった宗厳によって開創された。

その際、金戒光明寺に保存されていた承安5年(1175年)に法然上人が座ったという石・紫雲石を、金戒光明寺第27世桑誉了的により授けられている。

元和9年(1623年)に中坊長兵衛により紫雲石堂が建立されたが廃れ、後に宗信により延宝8年(1680年)に再建されている。

一心不乱に念仏を唱える宗厳の下には多くの僧侶が集まり、また多くの寄進を集めたという。宗厳が始めた千日念仏惣回向は宗厳死後も続けられ、万日念仏惣回向、三万日念仏惣回向、四万日念仏惣回向(約100年)まで続けられた。そのために当院は萬日寺とも称せられた。

金戒光明寺は文久2年(1862年)以降は京都守護職松平容保率いる会津藩の本陣となっていたことから、当院は京都で亡くなった会津藩士の菩提寺となっている。

四季折々に花の絶えない寺で、春は牡丹、夏はサルスベリ、秋は紅葉が美しい。

境内

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前後の札所

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通称寺の会(紫雲石)

住所

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  • 京都府京都市左京区黒谷町121

交通アクセス

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参考文献

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外部リンク

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