西除川
大阪府を流れる河川
西除川(にしよけがわ)は、大阪府を流れる大和川水系の一級河川。流域の途中にある狭山池より上流は、天野川ともよばれている。
西除川 | |
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布忍神社付近(大阪府松原市) | |
水系 | 一級水系 大和川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 約26 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 約54 km2 |
水源 | 天野山山麓(河内長野市) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 大和川(堺市北区) |
流域 | 大阪府 |
地理
編集大阪府河内長野市天野町の天野山山中に源を発し北流。大阪狭山市の狭山池に流れ込み、堺市東区、美原区、松原市を通り、堺市北区で大和川と合流する。
かつて、大和川の付け替え前は、現在の松原市付近からそのまま北上し、天道川(今川・駒川)として流れ、平野川に合流し、大阪城の北側で大川(旧淀川)に注いでいた。
現在の流路は、松原市の高木橋付近で西へ流路を変えて堺市に入り、大和川と平行しJR浅香駅の西で大和川に合流している。付け替え後の大和川の水位が高く、かつての流路付近では合流させることができなかったため、西除川も大和川と並行して西流させ、水位が同じになる浅香付近まで導き合流させた。
なお、2008年からは阪神高速6号大和川線工事のため、西除川放水路との分岐(堺市北区常盤町)から下流部分が一時的に埋め立てられ、大和川には西除川放水路経由で合流している[1](JR浅香駅付近の流路はそのまま)。工事終了後は、常磐町付近は親水空間として整備され、流路が復活する予定である[2]。
流域の自治体
編集流域の施設等
編集- 河内長野市
- 大阪狭山市
- 天野大橋 (国道310号交点)
- 大阪府立狭山高等学校
- 大阪府立狭山池博物館
- 堺市東区
- 堺市美原区
- 西除大橋 (大阪府道36号泉大津美原線、阪和自動車道交点)
- 大阪府立農芸高等学校
- 松原市
- 大阪府道2号大阪中央環状線交点
- 市民運動広場
- 阪南大学高等学校・中等部
- 近鉄南大阪線布忍駅
- 布忍神社
- 堺市北区
脚注
編集- ^ 鹿島・飛島建設工事共同企業体: 阪神高速大和川線 常盤工区開削トンネル工事 - よくある質問 「西除川を埋め立てても大丈夫?」。2015年6月16日閲覧。
- ^ 堺市: 阪神高速道路大和川線事業: 西除川の復旧計画に関する意見募集。2015年6月16日閲覧。
関連項目
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