西阪仰
西阪 仰(にしざか あおぐ、1957年 - )は、日本の社会学者、千葉大学名誉教授。専攻はエスノメソドロジー・会話分析。
来歴
編集早稲田大学大学院文学研究科博士課程社会学専攻単位取得退学。1997年「相互行為分析という視点」により、博士(文学)(早稲田大学)の学位を取得。1988年明治学院大学社会学部社会学科助手、89年同専任講師、92年同助教授、98年同教授。2014年千葉大学文学部教授。2023年千葉大学文学部退職。2023年度前期早稲田大学文化構想学部にて、2023年度後期立教大学大学院にて、ゼミ担当。
著書
編集- 『相互行為分析という視点 文化と心の社会学的記述』金子書房 認識と文化 1997
- 『心と行為 エスノメソドロジーの視点』岩波書店 現代社会学選書 2001
- 『分散する身体 エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』勁草書房 2008
共編著
編集- 『語る身体・見る身体 <附論>ビデオデータの分析法』山崎敬一共編 ハーベスト社 1997
- 『会話分析への招待』好井裕明,山田富秋共編 世界思想社 1999
- 『インタラクション 人工知能と心』上野直樹共著 大修館書店 2000
- 『女性医療の会話分析』高木智世,川島理恵共著 文化書房博文社 ソキウス研究叢書 テクノソサエティの現在 2008
- 『共感の技法 福島県における足湯ボランティアの会話分析』早野薫,須永将史,黒嶋智美, 岩田夏穂共著 勁草書房 2013
翻訳
編集- G.サーサス、ハーヴィー・サックス、ハロルド・ガーフィンケル、エマニュエル・シェグロフ『日常性の解剖学 知と会話』北沢裕共訳 マルジュ社 1989
- ジェフ・クルター『心の社会的構成 ヴィトゲンシュタイン派エスノメソドロジーの視点』新曜社 1998
- H.サックス, E.A.シェグロフ, G.ジェファソン『会話分析基本論集 順番交替と修復の組織』世界思想社 2010
脚注
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