西部忠
西部 忠(にしべ まこと、1962年2月20日[1] - )は、日本の経済学者、北海道大学大学院経済学研究科教授。専門はマルクス、ハイエク、ケインズを含む進化経済学。
来歴
編集愛知県出身。愛知県立千種高等学校卒、1986年東京大学経済学部卒、同年、大内兵衛賞受賞(テーマは「労働生産性と技術革新:流通機構との関連」)。1989年カナダ・ヨーク大学大学院経済学研究科修士課程修了、1993年、「社会主義経済計算論争の市場像-経済の調整と組織化」により、東京大学から博士(経済学)を授与される(主査は伊藤誠東京大学教授:現在は同大学名誉教授)。
著書
編集- 『市場像の系譜学 「経済計算論争」をめぐるヴィジョン』東洋経済新報社 1996
- 『地域通貨を知ろう』岩波ブックレット 2002
- 『地域通貨と地域自治』公人の友社 2003
- 『資本主義はどこへ向かうのか 内部化する市場と自由投資主義』NHK出版・NHKブックス 2011
- 『地域通貨を活用したコミュニティ・ドックによる地域社会の活性化』全国勤労者福祉・共済振興協会 2012 公募研究シリーズ
- 『脱国家通貨の時代』 秀和システム 2021
編著
編集翻訳
編集脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.334