西這田駅
かつて兵庫県三木市にあった三木鉄道の駅
西這田駅(にしほうだえき)は、兵庫県三木市別所町西這田1丁目にあった三木鉄道三木線の駅(廃駅)である。
西這田駅 | |
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駅全景(2006年3月) | |
にしほうだ Nishi-Houda | |
◄石野 (1.7 km) (1.0 km) 別所► | |
所在地 | 兵庫県三木市別所町西這田1丁目452 |
所属事業者 | 三木鉄道 |
所属路線 | 三木線 |
キロ程 | 4.3 km(厄神起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)4月1日[1] |
廃止年月日 | 2008年(平成20年)4月1日 |
備考 | 路線廃止により廃駅 |
三木線が三木鉄道へ転換されてから開業した簡便な駅であった。
歴史
編集このあたりの線路は1916年(大正5年)11月22日に開通しているが当初この駅は設置されていなかった。線路は当初播州鉄道のものであったが播丹鉄道、国鉄を経て三木鉄道に移管され、その後の1986年(昭和61年)に宗佐駅、下石野駅、高木駅とともに当駅が開業した。
年表
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線のみを有する地上駅。ほぼ東西に走る線路の北側に、簡単なホームを添えただけのつくりとなっている。
開業以来無人駅であり、駅舎はなく、ホームの上に短い上屋があるのみとなっていた。
ホームの別所方の端から坂が降りており、駅から外部へはこれを使う。駅の別所方には這田第一踏切があるため、線路を越えて南側に行くことができた。高木駅や下石野駅などのホーム上には公衆電話があるが、当駅には設置されていなかった。
駅周辺
編集周辺は田園地帯が広がっているが、線路の南側に集落が3つあり、学校や郵便局などの施設も近くに多くある。駅前から兵庫県道20号加古川三田線に出るとコンビニがあり、駅から南に500メートルほど行くと小規模な工業団地もある。また、温泉日帰り施設が駅から徒歩10分足らずのところに開業した。
バス路線
編集神姫バスが発着する。以下の路線バスの利用が可能。
- 三木営業所 - 西這田 - 三木工業団地
三木線廃止後は三木鉄道代替バス(神姫バスが運行)が西這田停留所を経由している。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、243頁。ISBN 978-4-533-02980-6。