西脇市岡之山美術館
西脇市岡之山美術館(おかのやまびじゅつかん)は兵庫県西脇市の東経135度と北緯35度の交点にあたる「日本へそ公園」内にある美術館。西脇市出身の横尾忠則の作品を主に展示、収納する目的で1984年10月に開館。建物の設計は磯崎新[1]。2013年以降は、現代美術の展示拠点として新スタートを切った[2]。
西脇市岡之山美術館 OKANOYAMA MUSEUM OF ART NISHIWAKI | |
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施設情報 | |
正式名称 | 西脇市岡之山美術館 |
管理運営 | 公益財団法人西脇市文化・スポーツ振興財団 |
建物設計 | 磯崎新 |
延床面積 | 387.96m2 |
開館 | 1984年10月 |
所在地 |
〒677-0039 兵庫県西脇市上比延町345-1 |
位置 | 北緯35度0分7.5秒 東経134度59分52.5秒 / 北緯35.002083度 東経134.997917度座標: 北緯35度0分7.5秒 東経134度59分52.5秒 / 北緯35.002083度 東経134.997917度 |
外部リンク | 西脇市岡之山美術館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集西脇市出身の芸術家の横尾忠則の作品展示と保存を目的として1984年(昭和59年)に開館した。現在は、現代美術の展示拠点としての美術館として運営されている。横尾作品の展示だけでなく、様々な催し物が行われるほか、横尾のアートグッズの販売も行われている[2]。
建物の設計は磯崎新で、停車中の3両連結の列車車両をイメージしたユニークな外観だが、玄関はルネッサンス様式を踏襲している。ひょうごっ子ココロンカードの対象施設になっている。
ビエンナーレ方式で、全国公募展「西脇市サムホール大賞展」が開催される。
沿革
編集- 1984年10月に横尾忠則の作品展示と保存を目的として開館。当初は財団法人 西脇市岡之山美術館として運営。
- 2002年に財団法人 西脇市文化振興財団に改編、その後2005年に西脇市スポーツ振興財団、西脇市公共施設管理協会を加え財団法人 西脇市文化・スポーツ振興財団に改編。
- 2012年からは公益財団法人 西脇市文化・スポーツ振興財団に名称変更。
- 2013年からは現代美術の企画展示をする美術館として運営されている[3]。
- 2018年9月18日 - 特別展「横尾忠則 西脇幻想展」(予定:9月28日~2019年3月24日)の開幕を延期。美術館職員の遅刻が原因で横尾忠則が立腹したことによる[4]。
- 2019年1月6日-3月24日 - 延期されていた特別展「横尾忠則 西脇幻想展」が開催される[5]。
館内施設
編集エントランス
編集ギリシャ神殿風の円柱を採用したアーチ型の屋根。屋外には横尾忠則陶板壁画 (タイトル:Lisa Lyon in Nishiwaki, April.18.1984)が展示される[6]。
本館
編集1階にはプロジェクションルーム、ミーティングルーム、倉庫があり、2階にはギャラリーが設置される。1階と2階は金属製のらせん階段により接続されている[6]。
ギャラリー
編集メディテーションルーム
編集横尾も強く興味を持っている瞑想ができる部屋。金色の天井でピラミッド型となっており、かつてブームになったピラミッドパワーを感じることのできる設計となっている。本館と接続されているが現在は外からしか入れない[6]。
アトリエ
編集地域の作家の作品を展示紹介する建物。アトリエシリーズ、ワークショップ等が開催される。本館とアトリエの間には中庭がある[6]。
ミーティングルーム
編集美術講座、実習等に利用される[6]。
所在地
編集- 〒677-0039 兵庫県西脇市上比延町345-1
建物概要
編集交通アクセス
編集周辺
編集脚注
編集- ^ ひょうごの環境 日本へそ公園を訪ねるみち 兵庫県、2024年10月29日閲覧。
- ^ a b 西脇市岡之山美術館公式サイト
- ^ [1]
- ^ “J-CASTニュース - 「30分待たせる」のはどこまで失礼か 横尾忠則氏の特別展、延期に発展 2018/9/19 17:53”. 2019年9月30日閲覧。
- ^ “神戸新聞 - 横尾忠則さん開催延期トラブルも作品題材に 特別展開幕”. 2019年9月30日閲覧。
- ^ a b c d e f 西脇市岡之山美術館 - 館内施設