西生寺(さいしょうじ)は、岐阜県中津川市本町にある真宗大谷派寺院。山号は寂光山。本尊阿弥陀如来

西生寺
所在地 岐阜県中津川市本町2-7-20
山号 寂光山
宗旨 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
開基 朝倉周興
中興年 天保3年(1832年)
中興 秀圓
法人番号 8200005009001
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歴史

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真宗大谷派に属し、阿弥陀如来を本尊とする。

開基は越前朝倉氏一門の朝倉周興師で、越前一乗谷の草庵を去り飛驒高山中山道美濃街道を経て中津川宿に入った。

元和元年(1615年)清水垣外に惣道場として西林寺を創立した時にはじまる。

元和5年(1619年)の粟津右近奥書、中津川村惣道場宛の文書には次の様に記されている。「寺内東西十弐間 南北十六間 寺附田畑三反六畝六歩 此高弐石四斗三升六合免許にて無税」 

元禄9年(1696年)四世の光量院釈周哲(朝倉周哲)大導師が堂を建立して寺号を許され西生寺と号するに至たる。

寂光山の山号は延享4年(1747年)の文書にも明らかである。

文政元年(1818年)本堂・庫裏を焼失したが、天保3年(1832年)朝倉秀圓の代に再建された。

梵鐘は戦時中に供出され、現在の梵鐘は昭和25年(1950年)に鋳造されたものである。

寺宝

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親鸞上人作と伝わる座木像、蓮如上人自筆六字名号、全御文五帖目一通、夢窓国師画讃紙本戯画一幅などがある。

参考文献

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  • 『中津川市史 中巻Ⅱ』 第五編 近世(二) 第八章 寺社 第二節 寺院 ニ 近世の寺院  西生寺 p1624~p1625 1988年
  • 『恵那郡史』 第八篇 現代 第四十一章 人文の発展(一) 【各宗寺院】 p612~p619 恵那郡教育会 1926年

脚注

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