西浦宏幸
日本の数理科学者・物理学者
西浦 宏幸(にしうら ひろゆき)は、日本の数理科学者・物理学者。大阪工業大学名誉教授。理学博士(大阪大学)。日本物理学会第12回素粒子メダル受賞者。
略歴
編集1976年大阪大学理学部物理学科卒業。1981年同大学大学院理学研究科博士課程物理学専攻単位取得満期退学、理学博士(大阪大学)[1]。素粒子奨学会奨学生(京都大学基礎物理学研究所)、日本学術振興会奨励研究員、ジョンズ・ホプキンズ大学(JHU)研究員などを経て、1991年大阪工業大学に着任。同大学短期大学部教授を経て、2005年情報科学部情報科学科(現:情報知能学科)教授。2007年同学部コンピュータ科学科教授、2019年情報知能学科教授。2020年大阪工業大学名誉教授。
大阪工業大学にて約30年の長きに渡り教鞭を執り、特に情報科学部(情報科学科・コンピュータ科学科・情報知能学科)で数理科学の研究育成に貢献した。
主な所属学会は、アメリカ物理学会(APS)、日本物理学会。主な受賞は、日本物理学会第12回素粒子メダル受賞(2012)「マヨラナニュートリノのCP位相に関する研究」[2]。
主な著書
編集主な研究
編集脚注
編集- ^ 西浦宏幸 (1981). Majorana neutrinos and the double β decay [マジョラナ・ニュートリノとダブル・ベータ崩壊] (Thesis). 理学博士 甲第2716号. Vol. 大阪大学. hdl:11094/24341. NAID 500000264152。
- ^ 情報科学部コンピュータ科学科の西浦教授が「素粒子メダル」を受賞しました 大阪工業大学 2012年9月26日
- ^ http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~sg.www/award_s/medal12.html
- ^ http://w4.gakkai-web.net/jps_search/2016sp/data/html/programsr.html