西森秀稔
西森 秀稔(にしもり ひでとし、1954年 - )は、日本の物理学者。東京工業大学特任教授。専門は理論物理学、数理物理学、統計物理学。量子アニーリングの提唱者。高知県高知市生まれ。
西森 秀稔 | |
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生誕 |
1954年 日本・高知県高知市 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 統計力学 |
研究機関 | 東京工業大学 |
出身校 | 東京大学 |
博士課程 指導教員 | 鈴木増雄 |
主な業績 | 西森線の発見、量子アニーリングの提唱 |
主な受賞歴 |
仁科記念賞(2006年) 紫綬褒章(2021年) |
プロジェクト:人物伝 |
略歴
編集受賞歴・栄典
編集著作
編集- 『スピングラス理論と情報統計力学』(岩波書店、1999年)
- Nishimori, Hidetoshi (2001). Statistical Physics of Spin Glasses and Information Processing: An Introduction. Oxford: Oxford University Press. ISBN 9780198509417
- 『スピングラスと連想記憶』(岩波書店、2003年)
- 『相転移・臨界現象の統計物理学』(培風館、2005年)
- Nishimori, Hidetoshi; Ortiz, Gerardo (2011). Elements of Phase Transitions and Critical Phenomena. Oxford: Oxford University Press. ISBN 9780199577224
- 『物理数学II―フーリエ解析とラプラス解析・偏微分方程式・特殊関数』(丸善出版、2015年)
- 『量子アニーリングの基礎』(共著)(共立出版、2015年)
- 『量子コンピュータが人工知能を加速する』(共著)(日経BP、2016年)
- 『量子相転移・臨界現象とくりこみ群』(共著)(丸善出版、2017年)
- 『米国科学・工学・医学アカデミーによる量子コンピュータの進歩と展望』(翻訳)(共立出版、2020年)
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- “日本IBM科学賞概要”. 2015年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月28日閲覧。
- “受賞者紹介 西森 秀稔”. IBM. 2014年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月28日閲覧。
- 中田敦、吉野次郎、藤村広平、小笠原啓 (2018年7月16日). “ついに来た!量子コンピューター”. 日経BP. 2018年7月31日閲覧。:注)記事内出典表記:日経ビジネス 2018年7月16日号 pp.20-37