西川町路線バス(にしかわまちろせんバス)は、山形県西村山郡西川町が運行するコミュニティバス自治体バス)である。町では単に「路線バス」と称している[1]

概要

編集
  • 運行形態は、自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送である。運行業務を月山観光タクシーへ委託している。
  • 料金は概ね200円均一だが、月山志津温泉線の姥沢へは一律500円、道の駅にしかわ寒河江駅線の町外区間は一部区間制。中学生以下は無料。
    • 回数券(11枚綴りで10回分)、通勤・通学・片道各定期券もある。荷物使用料の設定もある。
  • 月山志津温泉線・道の駅にしかわ寒河江駅線を除き、日曜、祝日、8月13日~16日は運休。土曜は、一部路線で運休。

沿革

編集
 
町営バスのバス停
(1999年当時)
  • 1977年7月1日 - 6路線にて運行開始。全路線1日3往復、日曜・祝日運休。
    • 当時の路線は以下の通り。
      1. 東部循環線(病院 - 原)
      2. 鶴部線(東中 - 鶴部)
      3. 稲沢・間沢川線(稲沢原 - 坂ノ上 - 病院前 - 下屋敷)
      4. 小山線(病院 - 小山小学校下)
      5. 岩根沢線(病院 - 岩根沢)
      6. 小沼線(病院 - 小沼)
  • 2017年4月1日 - 月山銘水館寒河江駅間の路線を、山交バスから引き継ぐ。

路線

編集

以下11路線がある。

月山志津温泉線

  • (西川中学校 → )西川IC(西川バスストップ) - 間沢 - 道の駅にしかわ - 本道寺社務所 - 月山口 - 志津 - 志津野営場前 - 姥沢
  • 志津 → 交流センター → 西川小学校 → 西川中学校 → 町立病院(スクールバス混乗)
    • 志津 - 姥沢間は4月9日 - 10月22日までの間運行。

道の駅にしかわ寒河江駅線

  • 道の駅にしかわ - 間沢 - 西川町役場前 - 宮内 - 白岩 - 高松駅前角 - 寒河江市立病院 - 本町通り - 寒河江駅
    • 2017年4月1日より、山交バスから引継ぎ、運行開始。

本道寺線

  • 月岡 - 清水小屋 - 水沢 - 道の駅にしかわ - 間沢 - 西川中学校 - 老人センター - 間沢
    • 一部便はデマンドバス方式。
    • 午後便は、西川中学校・老人センター始発。また、水沢発着が1往復ある。

東部デマンド循環線

  • 町立病院 - 間沢 - 原 - 稲沢 - 睦合小学校 - 西川中学校 - 老人センター - 町立病院
    • デマンドバス方式。

大井沢線

  • 西川中学校 - 間沢 - 道の駅にしかわ - 月山口 - ゆったり館 - 清水原 - 見附 - 根子
    • 一部便はデマンドバス方式。

沼山線

  • 南野 - 中岫 - 芦沼田 - 沢口 - 原 - 町立病院 - にしかわ保育園
    • 南野・中岫で乗車する場合はデマンドバス方式。

虎屋酒造線

  • 虎屋酒造 - 川土居小学校 - 西川中学校 - 老人センター - にしかわ保育園 - 町立病院 - 間沢

岩根沢線

  • 桂林 - 沼の平 - 間沢 - 町立病院 - 老人センター - 間沢 
    • 一部便はデマンドバス方式。
    • 午後便は、西川中学校始発で岩根沢小下が終着となる。

小沼線

  • 小沼 - 間沢 - にしかわ保育園 - 町立病院 (← 老人センター)
    • デマンドバス方式。

小山線

  • 小山 - 新田 - 入間小学校 - 間沢 - 西川中学校 - 老人センター - 間沢
    • 午後便は、西川中学校始発。新田で乗客がいなくなった場合は、新田で終着となる。
    • 小山・菅谷地・石畑口で乗車する場合はデマンドバス方式。

大井沢・稲沢左沢線

  • 道の駅にしかわ → 間沢 → 町立病院 → 西川中学校 → 稲沢原口 → 左沢高校
  • 左沢高校 → 稲沢原口 → 西川中学校 → 町立病院 → 間沢 → 道の駅にしかわ (→ 石倉口 → 原 → 中上 → 見附 → 根子)
  • 稲沢原 - 睦合小学校 - 老人センター - 町立病院 (←交流センターあいべ)- 間沢 - 道の駅にしかわ
    • 左沢高校発で、カッコ内の区間(石倉口~根子)のバス停で降車する時にデマンドバス方式。

車両

編集

脚注

編集
  1. ^ 交通 - 路線バスの運行について 西川町、2022年7月20日閲覧。

外部リンク

編集